【ドラマ】三国志 第七部 危急存亡 第84話〜第95話

Photo_2曹丕が病で死去し、曹叡が即位し、司馬懿は糾弾され、地位を剥奪され、またカムバックし、孔明と司馬懿が知略を駆使した宿命の対決する三国志最後の山場。戦いの中で大病を患った孔明が五丈原で亡くなり、長きに渡った三国時代に司馬一族が終止符を打つまでが描かれています。ただし、孔明が亡くなった後は、司馬懿が亡くなるところまではそれなりに描かれているものの、ざーっとナレーションなどで流され、司馬一族が三国時代に終止符を打ち晋を建国というところまで行きます。孔明と司馬懿の戦いをはじめ、孔明が亡くなるところまではちゃんと描かれているので、見応えはあるものの、最初の頃の作り込みを考えると、孔明亡き後はドラマ化する大きなエピソードがないのか、予算がつきたのか、長くなり過ぎたので無理矢理終わらせたのか。。。ここまでお金かけて作ったのだったら、最後までがんばって〜〜と、ちょっと思ってしまいました。
三国志演義でも有名な”死せる孔明、生ける仲達を走らす”がここでも描かれています。死んだはずの孔明の姿を見て逃げ出す司馬懿は(実は木像)ちょっと滑稽です。
左遷されようが、糾弾されようが、時期を見て、腐らず(若干腐ってはいますが、他に行く当てももないので)情報収集と戦略立案を怠らず、表舞台に舞い戻ってくる司馬懿はすごい。最後は皇帝の母に直訴し、自分を正しいと認めさせ、魏を乗っ取ってしまうのですから、それはそれは凄いです。そこまでに有り得ないような思いをさせられているのにも関わらず。ばっさり辞めて他のところに行くにはポジションがあがりすぎているときに使う戦法ですが、これにはすごい忍耐が必要。これぞ企業人に必要な能力の1つ。見習わねばと思いました。
他にもいろいろと思うところあるのですが。。。司馬懿の最後で終わるからかもしれませんが、この部分が強烈に心に残りました。
95話続いた三国志、足掛け半年もかかってしまいましたが、終了です。学び多いドラマでした。
過去の三国志ねたです
三国志 第六部 天下三分 (第74話〜第83話)
三国志 第五部 奸雄終命 (第58話〜73話)
三国志 第四部 荊州争奪 (第43話〜57話)
三国志 第三部 赤壁大戦(第33話〜42話)
三国志 第二部 中原逐鹿(第19話〜第32話)
三国志 第一部 群雄割拠(第1話〜第18話)

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