下駄アーティスト 鈴木千恵さん

Photo 独創的な下駄アーティストの鈴木千恵さんの個展が、東京・新宿高島屋で開かれており、トークショーも開催されるということで、見てきました。

舞妓さんのぽっくりの台の側面からのぞくと、金魚が泳いでいたり、左右をあわせると、ハートの形や般若の顔になったりする作品も。蜘蛛の巣をイメージした作品あり、話題の不思議の国のアリスの作品あり、の、本当に独創的な世界が下駄のキャンバスに描かれていました。

やはり、見ごたえがあるのは、非売品の作品です(当たり前ですが)。ここはどこぞの美術館!?と思わせるほど、すばらしい作品が並んでおりました。

留学をやめて、下駄の世界に入ったこと、師匠とであったことなど、トークショーではさまざまなことを語っていましたが、とても印象に残ったのは、師匠の佐野氏が、弟子入りしたいと言った彼女に、「お金は出せないから、ほかで仕事をして、空いている時間の中で教えよう」と、教えてくれたというくだり。

食べていけないから夢をあきらめるのではなく、夢をつかむための一歩を踏み出す手助けをしてくれた師匠はすばらしいと思いました。

とても素敵な個展ですので、機会があればぜひよってみてください!

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コメント

  1. 下駄を制作している ち です
    ご来場頂きありがとうございました!
    なんとなく過ぎてしまった10年でしたが、ここに来て10年の重みを感じております
    今回の巡回展で昔始めた初期の頃の作品を履いて来てくださった方に見せて貰う事ができ、自分の中で成長を感じる事ができました
    また機会がありましたら是非お立ち寄りくださいませ

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