人生は、奇跡の詩

Photo_2最近、イタリア語の映画を見ていないので、「人生は、奇跡の詩」を見る。

あらすじ(amazon.co.jpより)

2003年、イラク戦争開戦直前のローマ。
大学教授で詩人のアッティリオは、ある女性に心を奪われていた。毎晩、トム・ウェイツの歌声が流れる月夜の教会で愛する彼女と結婚式を挙げる夢を見るのだ。彼女の名はヴィットリア。アッティリオが、狂おしいほどに愛し続ける、たったひとりの愛しい人。ヴィットリアは、行く先々に現れては彼女の幸せを約束し、一方的に想いを伝えるアッティリオにうんざりしていた。
「僕たち、ずっと一緒に暮らさないか」 ― そう言うアッティリオに、「ローマに雪が降って、その中で虎を見たら、一生あなたと暮らすわ」とはぐらかすのだった。
伝記作家であるヴィットリアは、アッティリオの友人でパリ在住の詩人・フアドの伝記を執筆中。しかし詩人フアドは、祖国の苦難に際し、故郷であるバグダッドへ帰る準備を整えていた。
ある日の深夜、アッティリオのもとに、突然、電話が鳴り響いた。それはバグダッドへ帰ったフアドからの、予想もしなかった悪い知らせ。伝記を仕上げるためにイラクに滞在していたヴィットリアが、イギリス軍とアメリカ軍による最初の爆撃で負傷し、意識不明の重体だというのだ!知らせを受けたアッティリオは、いてもたってもいられず、生涯愛し続けるたったひとりの女性のため、自らの危険を顧みず戦地へと向かう。なんとか現地でフアドと再会を果たし、ヴィットリアが収容されている病院を見つけ出したアッティリオ。薬も設備も十分とはいえない病院の片隅で、ヴィットリアは危篤状態だった。とにかく彼女は生きている ― かすかな希望の光をもとに、愛に突き動かされ、アッティリオは戦地の混乱の中、薬を見つけるべく奔走するのだが・・・。

下着姿の主人公があこがれの女性と結婚式!
と、なんとも滑稽な、しかし、ハートフルなスタート。
意識不明の彼女のために、薬を探したり、酸素を探したり...走り回る主人公の姿は、傍から見ると滑稽かもしれないけれど、愛のためにこれだけ人は出来るのだと、心の奥が暖かくなってきます。ネタバレになるので、最後のシーンは書きませんが、こんな愛に巡り会える素晴らしい人生に自分もしたいと、涙が出てきてしまいました。
イタリア語の練習にはちょうどいいスピード。テンポのいい会話で、脚本がすごくいいので、いい言葉も多い。楽しみながら、そして、感動しながら、語学の勉強もできる、素晴らしい映画です。
個人的には、ライフ・イズ・ビューティフルよりも好きです。


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