東急ジルベスターコンサート

Photo2007年の年越しは、「ベートーヴェンは凄い!「全交響曲連続演奏会」2007」でしたが、2008年の年越しは「東急ジルベスターコンサート」でした。

出演

指揮:井上道義

管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団

ピアノ:小曽根 真

ヴァイオリン:古澤巌

ソプラノ:森麻希

バレエ:上野水香(東京バレエ団)、高岸直樹(東京バレエ団)

司会:西村雅彦、大江麻理子(テレビ東京アナウンサー)

曲目

ガーシュウィン:「ラプソディ・イン・ブルー」(ジルベスター版)
ヘンデル:「オンブラ・マイ・フ」
チャイコフスキー:バレエ「くるみ割り人形」から「ロシアの踊り」
プロコフィエフ:「ロミオとジュリエット」から「モンタギュー家とキャピレット家」
サラサーテ:「ツィゴイネルワイゼン」
ショスタコーヴィチ:「ジャズ組曲」より「ワルツ第2番」

ガーシュウィンの「ラプソディ・イン・ブルー」でカウントダウン。小曽根 真さんの即興演奏がすごくって、しびれましたが、何が凄いって、上野水香さんと合わせるために、しっかりと、上野さんを見ながら演奏されているところです。上野さんは、腕と背中がとってもおしゃべりな人で、素晴らしい踊りを見せてくださいました。カウントダウン完全成功か!?と言うと、ちょっぴり微妙ではありますが、小曽根さん曰く、紙が落ちてくるまでには弾き終わっていたので、完全成功だそう。第九とは全然違うカウントダウンの仕方で、すごく楽しい時間を過ごせました。
新年1曲目は、ヘンデルイヤーということで、森麻季さんのオンブラマイフ。井上さん自らピアノを弾くというすごいメンバーでのヘンデル。森さんの声は透明感があってキレイなのですが、声量が足りなくてところどころオケに消されてしまって残念。イタリア留学中に散々歌わされたオンブラマイフですが、スザンナ・リガッチ先生が言っていたけれど、ヘンデルはもう少し重く歌った方がヘンデルらしさが出るので、私も気をつけようと思いました。そして、何が残念って、ドレスが12月4日のドレスデンの時と同じドレスなのです。ドレスはたくさんもっているだろうに、なぜあんなぺろぺろの質の悪いドレスを毎回着るのでしょうか!? 
「ツィゴイネルワイゼン」は、古澤さんの超絶技巧な指使いを見ながら、ため息が出てしまいました。パガニーニも好きだけれど、サラサーテも好きだわ〜。と、酔いしれました。
最後はロシアものを得意としている井上さんが振る「ジャズ組曲」より「ワルツ第2番」。ロシアのイメージということで、コサックの格好をして出てきたときには笑いました。いいですよね、こういう演出。上野水香さんと高岸直樹さんが踊ってくださいました。ステップがすごく素敵で、大人な味を出している振付け。振付けは高岸さんが行ったそうです。上野水香さんを見ていると、ホントにプロポーションに恵まれたバレエをやるために産まれてきた人だなぁと思います。とにかく頭がちっちゃい!そして、練習の賜物なのだと思いますが、手も背中もとってもおしゃべりで、ちょっとした指の動きでもたくさんのことを伝えてきます。
素晴らしいメンバーでの楽しいコンサートで年越しが出来てとても幸せです。
皆様にとっても素晴らしい1年でありますように。今年1年よろしくお願い致します。


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コメント

  1. 東急ジルベスターコンサートの放送を見逃す!

    私も・・・見たかった。うらやましいです。 やっぱり東急ジルベスターを見て、新年を迎えたいものですワ!

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