すべては遠い幻
「わたしの中のあなた」の著者、ジョディ・ピコーの「すべては遠い幻」を読みました。 あらすじ(Bookデータベースより)ディーリア・ホプキンズ、32歳。幼いときに母親を亡くし、以来父親の手ひとつで育てられた。父の深い愛情に包まれ、何不自由ない少女時代ではあったが、やはり母のいない寂しさは埋めようがなかった。母...
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「わたしの中のあなた」の著者、ジョディ・ピコーの「すべては遠い幻」を読みました。 あらすじ(Bookデータベースより)ディーリア・ホプキンズ、32歳。幼いときに母親を亡くし、以来父親の手ひとつで育てられた。父の深い愛情に包まれ、何不自由ない少女時代ではあったが、やはり母のいない寂しさは埋めようがなかった。母...
堺屋太一氏の「歴史の使い方」を読みました。 <内容(Amazon.co.jpより) 「本能寺の変――明智光秀と豊臣秀吉の勝負は総論(ビジョン)の違いで決まった」「明治維新――社会を変える要因は、人々の美意識と倫理観」――どうすれば歴史を楽しく知ることができるのか。過去を知り、未来を読み解...
札幌出張になったときに、本棚に駆け寄って探してしまった氷室冴子さんの「クララ白書」「クララ白書パートII」と「アグネス白書」「アグネス白書パートII」。ひさしぶりに読み直す本には、想像以上にいろいろと思いがめぐりました。 あらすじ(wikipediaより)札幌のカトリック系女子校、徳心学園中等科3年生の桂木...
久しぶりの映画館へ。 「シャーロック・ホームズ」を観に行きました。 あらすじ(シネマトゥデイより)新たな難事件に挑むことになった名探偵シャーロック・ホームズ(ロバート・ダウニー・Jr)。相棒のワトソン博士(ジュード・ロウ)とともに宿敵ブラックウッド(マーク・ストロング)に立ち向かう。そんな中、国の崩壊をもく...
鳥取に出張へ行ったので、鳥取砂丘にちなんだ作品、阿刀田高氏の「壜詰(びんづめ)の恋」を読みました。 内容(講談社より)砂丘でめぐり会い、めくるめく一夜をともにした気高い美女は、翌朝姿を消してしまった。そして枕元には香水のびんが……。それ以来、わが部屋にこの香水の匂いをまきちらすとき、かならずあの美女がそっと...
短期間で、日本全国各地を回れそうなほど、出張をする毎日のため、今年は、出張先をテーマにした作品を読むことをテーマにしています。 島根へ出張に行ったので、杉本苑子氏の「終焉」を読みました。 内容(「BOOK」データベースより) 能の大成者世阿弥の苦悩と感動に満ちた劇的生涯「華の碑文」。治政と法の狭間で呻吟する...
岡山出張だったので、岡山が舞台の小説は何か?と考えたときに、ぱっと思いついたのが、あさのあつこ氏の「バッテリー」。映画は観ましたが、原作は読んでなかったので、これを機会に一気読み。意外と読み応えがありました。 あらすじ(Web Kadokawaより)中学入学を目前に控えた春休み、父の転勤で岡山の県境の街に引...
記事のアップがずいぶんと遅れてしまいました。 話題の本、夏川草介氏の「神様のカルテ」を読みました。 内容(「BOOK」データベースより)神の手を持つ医者はいなくても、この病院では奇蹟が起きる。夏目漱石を敬愛し、ハルさんを愛する青年は、信州にある「24時間、365日対応」の病院で、今日も勤務中。読んだ人すべて...
小説すばる新人賞&泉鏡花文学賞ダブル受賞の話題作、千早茜さんの「魚神(いおがみ)」を読みました。#流行ものは何でも手を出す悪い癖です… 内容(Amazon.co.jpより) かつて一大遊郭が栄えた、閉ざされた島。夢喰いの獏、雷魚などの伝説が残る島で、本土を追われた人々は自治組織を作り、独自の文化を営んでいる...
昨年末に「巨匠(マエストロ)たちのラストコンサート」のレビューを書き、そこに著者ご自身が書き込みをしてくださったことから始まったクラシックジャーナル編集長の中川右介さんとのデジタルなお付き合い。 お食事会を企画するも、中川さんがお食事会当日に新型インフルでダウン。その後は私とのスケジュール調整がつかず、なか...