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Photo駒井ゆり子先生がはちゃめちゃなオペレッタを作ったと聞いていたので、夏休みモーニングコンサート「ソプラノデュオのおいしいクラシック」を観てきました。

曲目
第1部>~ソプラノ・デュオの響き
 ヘンデル、メンデルスゾーン、フォーレの歌曲から
第2部>~オリジナル・オペレッタ『お料理・ボンジュール』~
 プッチーニのオペラ「蝶々夫人」、J.シュトラウスのオペレッタ「こうもり」、バーンスタイン「おいしいお料理」などのオリジナル・オペレッタ
出演 駒井ゆり子(S)、田中麻理(S)、岩撫智子(Pf)

一部は、田中麻理さんと素晴らしいハーモニーで、田中さんとデュオを組むことになったエピソードをはじめ、ソプラノデュオの珍しさなども語ってくださって、そのハーモニーの美しさに、「はぁ〜〜、キレイ...」とうっとり。
2部のオペレッタは、爆笑の連発で、ホントにおかしかった〜 笑い過ぎて、おなかが痛くなりました。会場があれだけ湧くのは、日本では珍しいのでは!? 小さな子供が「あー、食べちゃってるよー、大丈夫??」と、舞台に向かって喋ってるのには驚きました。あんな小さな子でも、外国語でも、分かるんだーっ
蝶々夫人をいきなり歌うからと聞いてはいたものの、お料理番組で、なんで、どーやって「ある晴れた日に」を歌うんだろう?と不思議に思っていたのですが、そーですか、そーやって繋ぐんですね(爆笑)。
いやー、おかしくて、会場が笑いの渦。ホントにコメディのセンスがありすぎです。
ちなみに、オペレッタ「お料理・ボンジュール」の挿入曲は次のとおり。

メノッティ:オペラ「泥棒とオールドミス」より”臆病男ほど困ったものはない”
シャブリエ:オペレッタ「エトワール」より”くしゃみの歌”
ラヴェル:オペラ「子供と魔法」より”火の精”
プッチーニ:オペラ「蝶々夫人」より”ある晴れた日に”
メノッティ:オペラ「電話」より”もしもし”
オッフェンバック:オペレッタ「ラ・ペリコール」より”酔っぱらいの歌”
バーンスタイン:歌曲「おいしいお料理」より”プラム・プリン” ”超高速でできるウサギの赤ワイン煮込み”
JシュトラウスII世:オペレッタ「こうもり」より”乾杯の歌”

2部のオペレッタが始まる前に、ピアノの岩撫さん(今度のコンクールや9月と10月のコンサートで伴奏をお願いしている方です!)が、オペレッタの解説をしたのですが、その中で、ドイツ・オーストリアのオペレッタと、フランスのオペレッタの違いを説明していたのが、とっても面白くて、さらに2部が面白くなりました。
本当に楽しめて、しかもとっても勉強になるコンサートでした!

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