蒼い乳房
谷村志穂氏の新作「蒼い乳房」。 海猫の薫の少女時代の物語。 「恋愛にはきっと、人生の全てがある。」のキャッチコピーに反論するわけではないけれど、やはり、物語としてきれいすぎるように思う。(その前に海猫を観ちゃったから!?) BGMは、MISIAの冬のエトランジュでした。 (総合評価:★★☆☆☆ 少し期待はず...
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谷村志穂氏の新作「蒼い乳房」。 海猫の薫の少女時代の物語。 「恋愛にはきっと、人生の全てがある。」のキャッチコピーに反論するわけではないけれど、やはり、物語としてきれいすぎるように思う。(その前に海猫を観ちゃったから!?) BGMは、MISIAの冬のエトランジュでした。 (総合評価:★★☆☆☆ 少し期待はず...
渡辺千賀さんからものすごいとおススメされて、早速ゲット。Richard Baer医師が書いた「Switching Time: A Doctor’s Harrowing Story of Treating a Woman With 17 Personalities」 。 日本語訳は出ていないような...
ダヴィット・リッサン氏の「オッフェンバック―音楽における笑い」を読みました。 Bookデータベースには以下のように紹介されている本。 ”嘆く代わりに笑いの音楽を!笑いの天才オッフェンバック!愛とエスプリに満ちた肖像画を描き、主要作品を音楽的に、そして台本との関連で丹念に分析してゆくことによって、オッフェンバ...
友人の勝間和代さんの新刊「決算書の暗号を解け!」。 普段からご本人が口にしていることが書いてあるので、安心して読み進んでいくことができます。 しゃべっているよりも、より噛み砕いて丁寧な説明がついている分、とても読みやすいです。#和代さん、いつも早口だから・・・ はじめに・・・に書いてある「企業の利益には「...
秋元康さんの「象の背中」。 映画化で話題になっているので、読みました。#話題のものはすべてチェックとはやはり職業病!? 昨年、親しかった友人が余命4ヶ月の宣告を受け、5ヵ月後の初夏の静かな朝に他界しました。その濃密な5ヶ月のことが強烈によみがえってきて、主人公やその家族の気持ちと自分の気持ちが重なるところ、...
最近いろいろあるので杉森久英の直木賞受賞作「天才と狂人の間」を読み直しています。 弱冠二十歳にして書いた長編小説「地上」がベストセラーになり、時の人となった島田清次郎の生涯がベースです。当時は関係者が存命だったため、一部は脚色されているとのことですが。 少年時代から、自分を天才だと信じた島田は、「地上」で脚...
クライミングジムで筋肉を休めながら読み始め(2ヶ月ぶりくらいのクライミングジムだったので体ボロボロ)、帰宅してから31歳ガン漂流から33歳ガン漂流の3冊を一気読み。 先日、朝日新聞の上野氏から闘病記を頂いたのに感化されなかったわけではありませんが、今までガン闘病記はほとんど読んだことがなかったのです。 亡く...
友人の福沢恵子さんと勝間和代さんの共著「会社でチャンスをつかむ人が実行している本当のルール」。 勝間さんに出会った頃(6年くらい前?)に、勧められた「ビジネス・ゲーム」の日本版。 ビジネス・ゲームは絶版になっていて(こちらの翻訳を福沢先生がされています!)現在は入手困難。日本の働く女性のために、お忙しいお二...
尊敬するイタリア同時通訳の田丸公美子さんのエッセイ。 昨年人に貸したっきり返ってこず、最近笑いが足りないので、再度購入。 読みながら、フィレンツェに留学したことを思い出し、大爆笑。 ここに出てくるミンキエッティの話は私たちの間でも当然話題になり、イタリア人ルームメートが買出しに行く騒動がありました。そして、...
島本理生さんの「大きな熊がくるまえに、おやすみ。」を読みました。 これは、「大きな熊が来る前に、おやすみ。」、「クロコダイルの午睡」、「猫と君のとなり」の3編がおさめられている島本さん初の短編集。 表紙からも分かるように、暗くて重い内容。暴力がテーマだからでしょうか。 普通にまじめに生きている女の子の心理描...