象の背中
映画化で話題になっているので、読みました。
#話題のものはすべてチェックとはやはり職業病!?
昨年、親しかった友人が余命4ヶ月の宣告を受け、5ヵ月後の初夏の静かな朝に他界しました。その濃密な5ヶ月のことが強烈によみがえってきて、主人公やその家族の気持ちと自分の気持ちが重なるところ、重ならないところが、くっきりと浮かび上がって来ました。
「生きること」「死ぬこと」
日常の中では、どんなに身近にある大切なことでも、忙しさの中に埋没してしまう。
最近私の周囲では、働き盛りの友人たちが次々とこの世を去っていきます。
残された人たちは残された時間をどう有意義に生きるのか。
それを考えながら毎日を生きなくてはいけないのだと、改めて思いました。
小説を読むだけでこれだけ泣いたので、映画は映画館へは観にいけません。
映画といえば、ニコールキッドマンが出ていたMy Lifeを思い出しました。あの映画を観にいった時は、ティッシュ一箱消費しました。
(総合評価:★★★☆☆ メッセージ性はあるけれど小説としての質はどうかな・・・)
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