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巨匠(マエストロ)たちのラストコンサート

面白いから読んでみたらと友人から紹介された「巨匠(マエストロ)たちのラストコンサート」。舞台に立つ者には必ず訪れるラストコンサート。これをマエストロ(マリア・カラスをマエストロに入れるのはどうかと思うけれど)がどう迎えたのか。クラシックを愛して止まないジャーナリストが本をきっちりと書いてくれると、非常に面白...

米原万里の「愛の法則」

米原万里さんの最初で最後の講演集「愛の法則」を読みました。これが最後の講演集とは本当に残念でたまりません。また、当時は闘病中だったにも関わらず、この講演集を読んでも、闘病中とは思えない程、精力とユーモアに溢れた講演です。こういう方の本を読むと、体調が悪いと籠ってないで、私も明るく元気にがんばろう!と、力を貰...

奇跡の歌――声を失った天才テノール歌手の復活

「奇跡の歌――声を失った天才テノール歌手の復活 」を読みました。 内容紹介(amazon.co.jpより) 百年に一人の逸材と称されたアジア屈指の韓国人オペラ歌手、べー・チェチョル。甲状腺がんに倒れ突然声を失いながらも、奇跡の復活を遂げた彼の、絶望から再起までを綴った感動の手記。一度失い、再び授けられた「新...

ボクたちクラシックつながり ピアニストが読む音楽マンガ

函館行きの飛行機の中で、笑い転げながら、ピアニストの青柳 いづみこさんの「ボクたちクラシックつながり ピアニストが読む音楽マンガ」を読みました。 内容(「BOOK」データベースより) どうして音楽を聴いただけですぐに弾けるの?オーケストラが鳴る指揮者とは?『のだめカンタービレ』『ピアノの森』『神童』など音楽...

ロスジェネはこう生きてきた

雨宮 処凛 さんの「ロスジェネはこう生きてきた」を読みました。 内容(「BOOK」データベースより) 派遣切り、ワーキングプア、いじめ、自傷、自殺…。こんなに若者たちが「生きづらい」時代があっただろうか。ロスジェネ=就職氷河期世代に属する著者が、生い立ちから現在までの軌跡と社会の動きを重ね合わせ、この息苦し...