巨匠(マエストロ)たちのラストコンサート
面白いから読んでみたらと友人から紹介された「巨匠(マエストロ)たちのラストコンサート」。舞台に立つ者には必ず訪れるラストコンサート。これをマエストロ(マリア・カラスをマエストロに入れるのはどうかと思うけれど)がどう迎えたのか。クラシックを愛して止まないジャーナリストが本をきっちりと書いてくれると、非常に面白...
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面白いから読んでみたらと友人から紹介された「巨匠(マエストロ)たちのラストコンサート」。舞台に立つ者には必ず訪れるラストコンサート。これをマエストロ(マリア・カラスをマエストロに入れるのはどうかと思うけれど)がどう迎えたのか。クラシックを愛して止まないジャーナリストが本をきっちりと書いてくれると、非常に面白...
米原万里さんの最初で最後の講演集「愛の法則」を読みました。これが最後の講演集とは本当に残念でたまりません。また、当時は闘病中だったにも関わらず、この講演集を読んでも、闘病中とは思えない程、精力とユーモアに溢れた講演です。こういう方の本を読むと、体調が悪いと籠ってないで、私も明るく元気にがんばろう!と、力を貰...
「常識の世界地図」を貰ったので、早速、松山からの飛行機の中で読む。 内容(「BOOK」データベースより) ドイツでは日曜日に引っ越しをしてはいけない。またユダヤ教徒たちは、牛肉と牛乳を一つの鍋で煮た料理を決して食べようとはしない。それぞれの国には、その国の長い歴史によって育まれた文化があり、常識がある。イギ...
「奇跡の歌――声を失った天才テノール歌手の復活 」を読みました。 内容紹介(amazon.co.jpより) 百年に一人の逸材と称されたアジア屈指の韓国人オペラ歌手、べー・チェチョル。甲状腺がんに倒れ突然声を失いながらも、奇跡の復活を遂げた彼の、絶望から再起までを綴った感動の手記。一度失い、再び授けられた「新...
函館行きの飛行機の中で、笑い転げながら、ピアニストの青柳 いづみこさんの「ボクたちクラシックつながり ピアニストが読む音楽マンガ」を読みました。 内容(「BOOK」データベースより) どうして音楽を聴いただけですぐに弾けるの?オーケストラが鳴る指揮者とは?『のだめカンタービレ』『ピアノの森』『神童』など音楽...
ドラマ「不毛地帯」や映画「沈まぬ太陽」でまた注目を浴びている山崎豊子さんの「女の勲章」を読みました。 あらすじ(amazon.co.jpより)大阪・船場の名門出身の大庭式子は、自宅での洋裁教室時代からの三人の若い弟子たちと聖和服飾学院を立ち上げる。そしていつのまにやら学院に出入りするようになった八代銀四郎の...
雨宮 処凛 さんの「ロスジェネはこう生きてきた」を読みました。 内容(「BOOK」データベースより) 派遣切り、ワーキングプア、いじめ、自傷、自殺…。こんなに若者たちが「生きづらい」時代があっただろうか。ロスジェネ=就職氷河期世代に属する著者が、生い立ちから現在までの軌跡と社会の動きを重ね合わせ、この息苦し...
太宰続きだったので、久しぶりに三島を読みたくなり「夜会服」を読みました。 内容 (角川より) 社長令嬢・絢子は外交官夫人の自慢の息子・俊男と見合い結婚する。非の打ち所のない好青年に見えた夫だが、絢子には気がかりなことが。新婚旅行から戻った新婦を、案の定嫁姑問題が待ち受ける。 同時代に書かれている”豊饒の海”...
クルム伊達公子さんの「チャレンジ!!」を読みました。 [要旨](e-honより) やりたいことは、いつからでも始められる!「世界のDATE」が再びコートに戻ってきた。「復帰」へと至る軌跡を、今、ありのままに綴る。 [目次] 第1章 「ドリームマッチ」へのチャレンジ グラフ、ナブラチロワと戦う;第2章 生い立...
太宰治続きで「斜陽」を読みました。 内容(「BOOK」データベースより) 敗戦後、元華族の母と離婚した“私”は財産を失い、伊豆の別荘へ行った。最後の貴婦人である母と、復員してきた麻薬中毒の弟・直治、無頼の作家上原、そして新しい恋に生きようとする29歳の私は、没落の途を、滅びるものなら、華麗に滅びたいと進んで...