ヴィヨンの妻
映画化で話題になっている太宰治の「ヴィヨンの妻」。映画を観に行く前に原作を読みました。 内容(「BOOK」データベースより) 新生への希望と、戦争を経験しても毫も変らぬ現実への絶望感との間を揺れ動きながら、命がけで新しい倫理を求めようとした晩年の文学的総決算ともいえる代表的短編集。家庭のエゴイズムを憎悪しつ...
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映画化で話題になっている太宰治の「ヴィヨンの妻」。映画を観に行く前に原作を読みました。 内容(「BOOK」データベースより) 新生への希望と、戦争を経験しても毫も変らぬ現実への絶望感との間を揺れ動きながら、命がけで新しい倫理を求めようとした晩年の文学的総決算ともいえる代表的短編集。家庭のエゴイズムを憎悪しつ...
10月に公開される映画「引き出しの中のラブレター」の原作を読みました。 内容(「BOOK」データベースより) あなたの言葉を、待ってる人がいます―結婚と仕事の間で苦悩するラジオ・パーソナリティ。シングルマザーの道を選んだ女性。今の自分に納得がいかず、しかし一歩が踏み出せないショップ店員。高校卒業を控え、進路...
電車の中で読む本が欲しくて、新書ランキングで1位だった香山リカさんの「しがみつかない生き方」を買いました。 売れているモノには理由がある。それはなぜか?という、コンサル根性が抜けないところが悲しいところ。また帯に「勝間和代を目指さない」とあって、友人の和代さんがどう書かれているかも気になりました。 内容(「...
「宿命」に続き、東野圭吾さんの「変身」を読みました。 内容(Amazon.co.jpより) 世界初の脳移植手術を受けた平凡な男を待ちうけていた過酷な運命の悪戯! 脳移植を受けた男の自己崩壊の悲劇。 平凡な青年・成瀬純一をある日突然、不慮の事故が襲った。そして彼の頭に世界初の脳移植手術が行われた。それまで画家...
最近映画についてばかり書いていました。相変わらず、本はいろいろと読んでいるのですが、「これ!」という本にはあまり出逢えていない日々です。しかし、昨日読んだ小説は、ひさしぶりに、「おぉ〜」と来ました。 東野圭吾さんの本は今まででもいろいろと読んでいるのですが、ベストセラーの「秘密」「白夜行」「幻夜」の原点と言...
70年代に3人の子供をつれてスペイン留学を実現した小西 章子さんのエッセイ。 すでに絶版のようですが、姉がとても面白いと貸してくれたのを、読みました。 フランコ政権終焉の場面が出てくるので、たぶん留学していたのは、1975年頃だと思います。その頃に、子供を3人つれ、ご主人は日本に残して留学してしまう行動力が...
BCG時代のメンターだった内田和成さんがブログでご紹介していた「メディアの支配者」を早速ゲット。高熱は下がったものの、なかなか微熱が抜けないので、仕事から帰るとベッドへ直行。眠くなるまでゴロゴロしながら本を読む。体調が優れないときは、本がこの世にあって本当に良かったと心から思います。本が無かったら、この時間...
アメリカテキサス州フォート・ワースで行なわれた第13回ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクールにおいて優勝した話題のピアニスト、辻井伸行さんの13歳から19歳までを綴った辻井いつ子さんの「のぶカンタービレ!」を読みました。 内容(「BOOK」データベースより) ショパン国際ピアノコンクールで“ポーランド批...
アメリカテキサス州フォート・ワースで行なわれた第13回ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクールにおいて優勝した話題のピアニスト、辻井伸行さんの0歳から12歳までを綴った辻井いつ子さんの「今日の風、なに色?」を読みました。 内容(「MARC」データベースより) ある日、まだ2歳の伸行が突然、母の歌に合わせて...
おいコーの季節がやってきた...というわけで、村山由佳さんの「おいしいコーヒーのいれ方 Second Season III 消せない告白」をゲット。 内容紹介(amazon.co.jpより) かれんとは相変わらず遠距離恋愛の勝利。今回は、アパートの大家である森下家のもめごとに巻き込まれる。ある日、勝利は長男...