追放されしもの(クロニクル千古の闇4)
エイラシリーズに続いて、私がはまっている「クロニクル千古の闇」シリーズの第四弾、「追放されしもの」が4月に出たので、なかなか読めなかったのですが、この週末に読みました。 トラクもレンも思春期に入って来た感じが非常によく描写されていて、この後どうなるのか、非常に楽しみです。魂食らいにされてしまって以来、非常に...
ブログ
エイラシリーズに続いて、私がはまっている「クロニクル千古の闇」シリーズの第四弾、「追放されしもの」が4月に出たので、なかなか読めなかったのですが、この週末に読みました。 トラクもレンも思春期に入って来た感じが非常によく描写されていて、この後どうなるのか、非常に楽しみです。魂食らいにされてしまって以来、非常に...
先日お食事をした際に、鉄鋼ビルディングの増岡総一郎氏が絶賛していた本、「音楽と社会」が送られてきたので、週末のんびりとした気分の中で読む。 内容(「MARC」データベースより)世界的なピアニスト・指揮者のバレンボイム(イスラエル国籍)と、パレスチナについて真摯に語り続けるサイードとが出会う。パレスチナとイス...
私の大好きな作家の1人、氷室冴子さんが肺がんのため死去したというニュースを聞いて、彼女の作品を読み返しています。 彼女のジュニア青春小説新人賞佳作で入選し、デビュー作となった「さよならアルルカン」は、大人になった今でもものすごく好きな作品の1つ。10代の頃、なんど読み返したことでしょう。 「なんて素敵にジャ...
ここしばらく読み込んでいる本「マリア・カラス オペラの歌い方」。 内容(「BOOK」データベースより) 不世出のプリマドンナの語るオペラ歌唱の真髄。これは第一人者マリア・カラスにして初めて語ることのできる〈伝統〉―すなわち、楽譜や書物からはうかがい知ることのできない、オペラの歌い方に関する慣習についての本で...
「レイン・フォール/雨の牙」が、都内でクランク・イン。それに合わせて原作者のバリー・アイスラー氏が来日。そして、お会いできる機会がありました。 めちゃくちゃ東京贔屓の彼のお話は、彼の人生がフィクションではないかと思うくらい、スリルと話題に溢れていて、溢れ出すものを伝えようと、ものすごく早口でお話するのが特徴...
渡辺千賀さんとお寿司を食べたときに、面白いと絶賛していたので、図書購入禁止令を破ってまでゲットした「コレラの時代の愛」。 内容(「BOOK」データベースより)夫を不慮の事故で亡くしたばかりの女は72歳。彼女への思いを胸に、独身を守ってきたという男は76歳。ついにその夜、男は女に愛を告げた。困惑と不安、記憶と...
西 加奈子さんの「こうふく あかの」を読みました。 内容紹介(amazon.co.jpより)二ヶ月連続作品「こうふく」シリーズ第二作結婚して十二年、三十九歳の調査会社中間管理職の「俺」の妻が、ある日他の男の子どもを宿す話。二〇三五年、小さなプロレス団体に所属する無敵の王者、アムンゼン・スコットの闘いの物語。...
西 加奈子さんの「こうふく みどりの」を読みました。 内容紹介(amazon.co.jpより) 「こうふく」二部作、二ヶ月連続刊行!十四歳の緑が語る物語と、棟田さんという謎の中年女性が語る物語の、二つの物語で構成される本作は、「女の生きる道」を大きなテーマとし、西氏にとって挑戦作ともいえる作品です。 最近と...
最近、ネット接続の悪い環境に出張していたため、ブログの更新が遅れています。やっと更新です。ご無沙汰してしまいました。 臨床心理学者・心理療法家の 河合 隼雄氏の「こころの処方箋」は大好きな本でした。昨年夏に亡くなられて、彼のエッセイがもうこの世に出てこないかと思うと悲しくなります。 さて、最近、友情に関して...
コンサート終了後、 クラシックとは何か? それを追求していたら、なぜか「万葉集」の夢ばかり見るので、神様のお告げ(大げさ?)と思い、「万葉集」を読みました。 出版社/著者からの内容紹介(amazon.co.jpより) 『万葉集』は日本人の心の古典であり、貴族から庶民に至る各階層が、見事に謳いあげた、世界に...