追放されしもの(クロニクル千古の闇4)
エイラシリーズに続いて、私がはまっている「クロニクル千古の闇」シリーズの第四弾、「追放されしもの」が4月に出たので、なかなか読めなかったのですが、この週末に読みました。
トラクもレンも思春期に入って来た感じが非常によく描写されていて、この後どうなるのか、非常に楽しみです。魂食らいにされてしまって以来、非常に暗いトーンで、しかし4巻は少し明るい未来が見えて来たような気がします。
氏族なし、という、どこにも属さない、トラクの悲しみが痛いほど伝わってきました。
とてもよくリサーチされているものの上に書かれているのは、エイラのシリーズと同じ。大人でも読み応えのあるこの本は、エイラシリーズ(性描写が多いのが気になる)よりも子供に読んでもらいたいと思います。
(総合評価:★★★★★ 地味だけれど、しっかりとしたストーリー展開。今後に期待。)
過去のシリーズのレビュー
3作目: 「魂食らい」
2作目: 「生霊わたり」(前のブログからレビューを移行していないので、移行します)
1作目: 「オオカミ族の少年」
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