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Photoここしばらく読み込んでいる本「マリア・カラス オペラの歌い方」。
内容(「BOOK」データベースより)

不世出のプリマドンナの語るオペラ歌唱の真髄。これは第一人者マリア・カラスにして初めて語ることのできる〈伝統〉―すなわち、楽譜や書物からはうかがい知ることのできない、オペラの歌い方に関する慣習についての本である。

ジュリアードでの23回の講義をまとめた本で、解釈の仕方について、歌い方について、本当に勉強になる本です。音大出身ではないので、勉強が足りないから、こういう本が手元にあるのは本当にありがたいです。
自分が歌うものだけでなく、同じ作曲家のものであれば、全部読んで、楽譜を読むと、今まで見えてこなかったものが見えたりするので、やはり、偉大なソプラノはすごいなぁ。。。と、思ってしまいます。
特に、カデンツァの部分のアドバイスだけでなく(カデンツァにも時代の波があるのだとはっきり分かります)、表情の付け方までアドバイスされているのが、彼女のすばらしいところ。
同じ時代に生きられなかったのが残念でたまりません。(私も授業を受けたかった!)
先生からマリア・カラスやスミ・ジョーと比べるのは、専業歌手ではないのだから、何もそこまでしなくてもと言われたけれど、上を見たらきりが無いけれど下や隣を見て自分の成長を止めたくないなぁ...と思います。
それにしても、時間に追われまくっている今日この頃。なんとか練習の時間を捻出しているのですが、今ひとつ勉強量が足りないように思います。どうやってタイムマネジメント力をあげるかが、最近の課題。


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