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Photo_5電車の中で読む本が欲しくて、新書ランキングで1位だった香山リカさんの「しがみつかない生き方」を買いました。
売れているモノには理由がある。それはなぜか?という、コンサル根性が抜けないところが悲しいところ。また帯に「勝間和代を目指さない」とあって、友人の和代さんがどう書かれているかも気になりました。

内容(「BOOK」データベースより)
平凡で穏やかに暮らせる「ふつうの幸せ」こそ最大の幸福だと、今、人々はやっと気がついた。雇用、医療、介護など社会のセーフティネットは重要だけれど、自分の外に求めるだけでは、人生はいつまでも満たされない。「ふつうの幸せ」を手に入れるには、「私が私が」という自慢競争をやめること。お金、恋愛、子どもにしがみつかないこと。物事の曖昧さ、ムダ、非効率を楽しむこと。そして他人の弱さを受け入れること―脱ひとり勝ち時代の生き方のルールを精神科医が提案。

さら〜っと読める本。新書だから当たり前なのかもしれませんが、とにかく内容が薄い本です。そういえば、以前、2、3回、香山リカさんとは講演をご一緒させていただいたことがありますが、この時の記憶が蘇ってきました。きっかけがないと、蘇って来ないほど、薄い印象だったことを思い出す。
和代さんの「断る力」について触れていますが、「書く前に、きちんと本を読んだのかな?」というコメントがありました。人について言及するのであれば、きっちり下調べはしたほうがいいなぁと思います。
いろんな生き方があっていいと思います。違う生き方を肯定するのはいいのですが、人の生き方を否定するのはどうかなぁ〜と思いました。
自分の生き方を決めるのは、自分だけ。そう改めて思いました。基本に立ち返らせてくれた本です。いろいろな意見を聞くのはいいことだと思うので、1つの意見として読むことをおススメします。


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