変身
「宿命」に続き、東野圭吾さんの「変身」を読みました。
内容(Amazon.co.jpより)
世界初の脳移植手術を受けた平凡な男を待ちうけていた過酷な運命の悪戯!
脳移植を受けた男の自己崩壊の悲劇。
平凡な青年・成瀬純一をある日突然、不慮の事故が襲った。そして彼の頭に世界初の脳移植手術が行われた。それまで画家を夢見て、優しい恋人を愛していた純一は、手術後徐々に性格が変わっていくのを、自分ではどうしょうもない。自己崩壊の恐怖に駆られた純一は自分に移植された悩の持主(ドナー)の正体を突き止める
自分が他人になって行く様を、はらはらしながら読みました。ドナーに関しては、脳の標本を見つけた時に、「あれ?これってもしかして!?」と思ったのが、当たっていました。
残忍な殺害シーンは、昨年の春に起きた事件を思い出させ(ちょうどその頃プライベートで非常に怖いことがあり、事件と記憶がリンクしていたので)、気持ち悪くなりました。そこで読むのをやめようかと思ったのですが、このまま読むのを止めたら怖い夢を見るかもという恐怖心で読み進みました。
結末は、なんでそうなるのかがよく分からないのですが、少なくとも殺害シーンで終わらなくって良かったです。しばらく、東野圭吾さんの本はもういいかなと思っています。
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