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今月は、人を誘ったり、ほめたり、人間関係をスムーズにするための表現を学びます。

 

実は、私はあまり得意ではない分野です。

 

おだてるわけでもなく、 さりげなく、いい感じで誘ったり、ほめたりするって、とても難しいと思います。「なんて声かけよう?」と迷っていると、いつの間にか自分が誘われていたり、声をかけるタイミングを失って、結局誘えなくて悲しい思いをしたりしました。

 

またその反対に、ほめられたりしたときに、なんて言っていいのか戸惑ってしまいます。Thank youと言ったもののすぐに会話が終わってしまい、気まずい感じになったこともあります。

 

もっと感じよくほめられたいなとか、もっと、うまく言えないものかと思いながら、気になるフレーズを集めていたら、いつの間にかたくさんたまってしまいました。そして、それらのフレーズを見ていくと、ほめたりほめられたりするときにも法則があることに気づきました。

 

ほめるときの法則

1)目に見えるものをほめる

例えば、ちょっと感じが変わったなと思ったら、何が変わったかをよく見て、変わったことをあげてほめる。

 You look nice Did you get a haircut? (とってもいい感じ。髪の毛切った?)

 

2)性格・態度をほめる

You are a hard worker. I like your energetic attitude. (とってもハードヮーカーだね。そのエネルギッシュな態度がとっても好きだよ)

 

3)能力や技術をほめる

日本人は謙遜しがちですが、欧米では子どものころから「とっても優秀だね」とほめられることが多く、「こんな些細なことでほめていいの?」と驚いた経験があります。You are gifted in music(音楽の才能がありますね)やYou are good at numbers(数字に強いですね)などはよく使われます。

 

ほめられるときの法則

上司からほめられるケースを例に書いていますが、基本的にどのような関係でもStep lとStep 2は使えます。

 

Step1 「ありがとう」と素直に受ける

Thank you.Coming from you, that’s a real compliment. (ありがとう。あなたから言われると本当にうれしいわ)

 

Step2 感謝の気持ちを伝える

その人とのさらなる信頼関係を構築するチャンスととらえ、その人がしてくれたことがベースになっているのだと感謝の気持ちを伝える。

 

I’ve learned this from you. (あなたから教わったことです)

 

Step3 独り占めしない

この称賛を受けるべきほかの人の名前をあげることで、“独り占めしていない”ことを伝える。

 This is the result of our teamwork. (チームワークの結果です)

 

絶対にしてはいけないのは、謙遜して“No,I’m not”(そんなことはありません)と言ったりすることです。さらっと、ありがとうと受け流しましょう。

 

スマートにはめたり、ほめられたり、誘ったり、誘われたりできるように、よく使われるフレーズを党え、自分が使いやすいものをあらかじめ用意しておきましょう。 

 

今月は、毎週以下のトピックスを勉強します。

Week 1: 相手をほめる

Week 2: ほめられたとき…

Week 3: 誘う

Week 4: 相談する・助言する

Week 5: ありがとうを表現する

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