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仕事で沖縄に来ています。

世界遺産に指定された今帰仁城跡に立ち寄りました。

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入口からしてすごい一枚岩。人がこれを運び上げたかと思うと、その技術と執念に驚きを隠せません。

階段は、素数の段数だそう。その理由は、割り切れない数字を使うことで、「城が壊れないように」という願いからだそう。

あちこちに呪文のように込められた意味をいろいろと教えていただくと、お城を作った人たちの思いが、700年の時を超えて、飛んできそうな感じがしました。

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発掘中の現場。ここにお城があったとは誰も知らなかったようで、戦場にもならなかったそう。ジャングルに覆われた中から今帰仁城が出てきたときには、地元の人も驚いたそう。

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城跡の一番上から見た城壁。きれいなスターの形をしています。

この形にすることが、自然の石を積み上げた時に、最も、崩れにくくなるとか。

これを全部人の手で作っていったのかと思うと、城壁が完成するまでに100年の年月を要したという説明も、気が遠くなります。

美しい。本当に美しい。

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階段のほかに、獣道のような道が。これが昔から使われていた道だとか。

攻め込みにくくするために、このような道を作ったそう。

世界遺産に登録されたことで、年間2000万円くらいのお金のうちの8割が支給され、残りの1割は県から出るらしいのですが、その残りの1割を今帰仁の人たちで出している。それは、大変。とおっしゃっていました。

募金箱とか何もないところだったので、マーケティングのやり方次第では、村の方々のご支援ができるのではないかと、同伴者と議論しながら、帰路につきました。

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