Alegria 2
Ciqrue du SoleilのAlegria 2を観てきました。
見た人からすごくいいと聞いていましたが、とっても良かったです。
一番感動したのは、ニュー・ロシアン・バーと呼ばれるしなる棒の上で、宙返りをするだけでなく、棒から棒へ飛び移っていく離れ業。棒の幅は、15センチしかないそう。最後は、男の子を抱きかかえて宙返り。落としたらどうするんだ!と思わず息をのんでしまいました。
次は、スラックワイヤー。ゆるくはったロープの上で、歩くだけでなく、倒立したり、一輪車をこいでいました。最後は、ロープを左右に揺らしながら、その上を歩いていきました。16歳の中国人アーティストが演じているそうですが、その身体能力の高さ、素晴らしいです。
最近ジムに通っている私ですが、バランス力を磨くのに苦労していて、45センチのボールの上で正座をするのがやっと。あのレベルには到底達することはできないわ。すごい!と思いながら見ていました。とても綺麗でした。
ニューコントレーションでは、この人たち軟体動物?と思わせるほど、体のしなやかな女性2人組。10歳と11歳のモンゴル人女性が演じているそうですが、人間の体ってここまで動くんだ!と感動しました。
Ciqrue du Soleilの舞台はサーカスではないとよく言われますが、サーカスを超えて、人間の身体能力を極限まで使った芸術だと思いました。
1点だけいただけなかったのは、ファイアーデュオで、たぶん灯油に火をつけてぐるぐるまわしていたのでしょう。とてもきれいだったのですが、喘息もちの私は、締め切った室内で、灯油に火をつけられ、その煙が充満したため、咳き込みはじめました。(他にも多くの人が咳き込んでいました。) そして、次の「スノーストーム」で大量の風が吹き荒れ、煙が拡散されたため、喘息の発作を起こしてしまいました。その直後に30分の休憩が入ったため、外に出て、薬を使ってその場はなんとかなったのですが、一緒に行った友達には随分と迷惑をかけてしまいました。空気の通り道を確保して欲しかったです。
喘息の発作を起こしてしまいましたが、とても満足した舞台でありました。
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