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今日は、日本政策医療機構 朝食会で、葛西龍樹先生の「家庭医・日本の現状と今後の展望」がテーマでした。

なぜ日本では家庭医療の価値が広く知られていないのか?からスタートしてくださり、日本と欧米のGeneral practiceの歴史を1800年ごろから紐解いてくださり、厚労省と日本医師会との確執についても触れられ、なるほど、そういうことだったのか!と、非常によく分かりました。

また、なかなか日本の医療がGeneral practiceに向いていかない理由の1つとして、米国へ留学する人やモデルとする人が多い点を指摘され、人的交流の部分でハードルになっているのだと改めて気づかされました。

ランセットがUNの議論のたたき台を作った話では、日本人がそこに参加できていないことを非常に残念に思うというコメントをされ、高齢化社会を迎えている日本だからこそできること、できないこと(臨床学的にはなかなかデータが取れていませんので)があるが、貢献できるようになっていきたいという展望をお話しされていました。

学会が学生の巻き込み方が非常に上手だと参加者からコメントされていたので、どういうアプローチを取っているのか、一度チェックしてみようと思います。

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