大石哲之さんの「コンサル一年目が学ぶこと」に出ています
今年初めに対談をした大石哲之さんの新刊「コンサル一年目が学ぶこと」の取材を受け、出させていただいております。
内容(Amazon.co.jpより)
新人からベテランまで今日から使える、外資系コンサル出身者が
必ず身に付けているベーシックスキルを30個に厳選!本書は、コンサルティング会社に勤める人のためだけの本ではありません。
職業・業界を問わず、 15年後にも役立つ普遍的なスキルを、
社会人一年目で学んだときの基礎的なレベルから理解するための本です。では、なぜ「コンサル一年目が学ぶこと」というタイトルにしたのか。
外資系のコンサルティング会社の出身者には、業界や職種を問わず、
さまざまな場所で活躍する人が多くいます。
ということは、彼ら、彼女らが、コンサルタント時代に学んだことのなかに、
業界、職種を問わず、ひろく活躍できる、普遍的な仕事力が
含まれていたという仮説が成り立ちます。本書では、わたし自身の経験に加え、各界で活躍する元コンサルタントの方に取材し、
その仕事術のうち今日から使えるスキルを、30個に厳選しました。
昨年出版した「考えながら走る~グローバル・キャリアを磨く五つの力」からも引用してくださっています。
第2章11/ロジックツリーを使いこないす
第3章19/最終成果物から逆算して、作業プランを作る
第3章20/コンサル流検索式読書術
このあたりで、引用していただいています。
プロフェッショナルサービスで仕事をする、仕事をしたいと思っている若手におススメの1冊。
さて、大石さんの本に対するコメントです。
第3章20/コンサル流検索式読書術で、私が本を全部読んでいないように書かれていますが、最初から最後まで一字一句飛ばさず読んでいます。
もちろん、ざっと読むところと、メモなどを取りながら読むところの濃淡はあります。
頭から読むのは、いくつか理由があるのですが、著者の構成の意向を尊重して著者はなぜそれを書いたのかと考えながら読むため、そして、小説なども多いので、飛ばしてしまうとストーリーが分からなくなるからです。
…というわけで、知りたいところだけ読むということはほとんどやっていません。
同じ本を2-3回読む場合は、読み直したいところだけ読んでいます。
あちこちで、速読法は使っていますか?という質問をよく受けます。
私はフォトリーディングなどの速読法は使っていません。大量に読んでいると、読む速度が速くなるので、量が読めるようになります。
スピードよく読むために、基本的に日本語で読んでいます。
日本語の方が漢字が混ざっていることもあり、意味が漢字から掴めるため、欧文に比べて6割ほど読むスピードが速くなります。同じようなことを、ロシア語通訳の米原万里さんがおっしゃっています。翻訳が酷過ぎない限り、また、日本語翻訳が出ていない場合を除き、日本語で読むと、スピードアップがはかれます。
そんな大量にいつ読んでいるのか?という質問もよく受けます。
移動中、トイレ、お風呂など、隙間時間で読んでいることが多いです。部屋も鞄の中も本だらけです。
コメント ( 1 )
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秋山さんも米原万里さんの本を読まれるのですね。
わたしも大好きなので、嬉しくなりました。
語学関連の指摘が鋭いですよね。