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金属アレルギーの人がすごく悩む、包丁。

私もすごく悩んでいます。

Photo_6京セラのセラミック包丁が、一般的に使われているものだと思うのですが…

私も京セラのセラミック包丁、ファインレジェンドを最初使っていました。

しかし… ちょっと硬いもの、たとえば、カボチャとか、を切ると、刃こぼれする。

6800円くらいするものなのですが、「6000円が~~」と、料理しながら、叫ぶことになります。
#ざっくり減価償却して計算したら6000円くらいの頃に起きる事件

刃こぼれすると、やはり、こぼれたものが料理に混ざってしまうのが怖いので、もれなく、食材も捨てることになります。

で、ちょっぴり安い、カラーキッチンシリーズの方(って言っても、5000円台ですが)を何本か使って、出した結論。

セラミック包丁は使えないっ!!!

ヨーロッパでは、2009年6月1日からRegistration, Evaluation, Authorisation and Restriction of Chemicals(REACH)の中で、ニッケル含有量が制限されたので、これを信じ、ヘンケルスのヨーロッパで売られているステンレス包丁を使うことにしました。私の場合は、仕事でヨーロッパに行くことが多いので、現地で包丁を買えるので、2009年6月以降に製造されているかどうかのみをチェックしています。で、今は、それを使っています。

REACH対応に関しては、ホントに信じていいのか分からないし、ニッケルは遅延型のアレルギーだから、2週間後くらいにぱらぱらと出てくるので、「もしかして2週間前の○○が原因かしら?」と頭を悩ませることになるので、包丁が直接の原因だったかどうかは、はっきりとは分からないです。常に微量は包丁から取ることになっちゃうんだろうけど、という割り切りも必要だと思っています。

それと、鍋やフライパンは熱を加えるものなので、ニッケルが流れでやすいのですが、包丁で切るものは冷たいので、ニッケルは流れ出にくいから、そこまで厳密に頑張らなくってもいいんじゃないかっていうのが、担当医の先生と出した結論です。

で、念のため、ステンレス包丁で切った野菜は、洗ってます。ビタミンが流れ出ちゃうけど~と、心の中ではつぶやいています。

Photo_7そして、手術用のステンレス鋏を愛用しています。手術用のステンレスは、サージカルステンレスなので、ニッケルが流出しないようになっています。たしか3500円くらいでネットで買いました。こんなものまでネットで買える時代で良かった~♪

これで、ちょきちょき、葉物をはじめ、トマトまで切っています。

料理している姿は人に見せられないけれど、まな板を使う必要もないので、まな板を出して片づけることもないから、時短だし、洗う必要がないので、手にも優しい。

我ながら頭がいいぞっ!と、悦に入りながら、ちょきちょきやっています。

それでも、さすがに、カボチャとかスイカとかは、鋏で切れません。

そういうものは、ビニール袋に入れて、落下させます。すると、かなりの確率で、いいサイズに割れてくれます。

もちろん、見栄えは超悪いです。でも、自分で調理しちゃって食べるんだから、見栄えはきにしなーい♪

カボチャはカボチャスープに変身することが多いのですが、それは、見栄えが気にならないメニューだからですね(。・w・。 )

「頭は生きている間に使え」とは、うちの母の口癖ですが、私なりに、包丁問題をなんとか解決しているように思います。

ご参考まで。

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  • コメント ( 1 )

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  1. chikon

    手術用ですか、大学院時代に動物実験の手術用具で使い慣れていいたけれど、気がつきませんでした。頭蓋骨を切るドリルなども、かぼちゃやスイカに使えるかもしれないですね。そこまでしないと思いますが。
     切れ目を深さ数ミリ入れてから、スイカ割りのように(目隠しせずに)山椒の木のすりこぎで、ボカッと豪快に割ってみます。
     はさみも大きめのサイズを用意したいです。動物の手術に使ったのと同じ型だと食欲が失せそうです。
     忙しいときは冷凍野菜や乾燥野菜も利用しますが、味覚が満足しないことも多々あります。見かけより味で、生野菜の切り方に工夫していきたいと思います、ありがとうございました。

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