切迫早産で絶対安静のときに役立ったアイテム

妊娠23週に切迫早産になり、絶対安静の寝たきり生活。数か月の辛抱だからと言われたけれど、ウテメリンの副作用で吐き気は酷いわ、ベッドの上なのに世界がぐるぐる回ってるわで、最初は副作用が辛かったです。結局、妊娠5週からはじまったつわりが終わる前に薬の副作用でゲロゲロになったので、出産ま で気持ち悪いのとはサヨナラできないのね……とあきらめモードに入るまでに少々時間がかかりました。

 

その後やってきたのは、今まで自由に動けていたのに、 ある日突然トイレ以外はベッドから出られないというストレス。数か月って思ったよりも長い……。

 

もちろん、仕事はベッドの上でできるもの以外はすべて他の人に引き継ぎ、原稿書きやメディアインタビュー、調査レポート書きのみにしました。

 

さて、こんな時に、あってよかったぁ~と思ったもののご紹介です。

 

マタニティパジャマやS字フックをはじめ、入院グッズはいろいろなブログに書かれているので、私は、持ちこんだ仕事を乗り切るために、あってよかった~~と感謝したものです。

 

ノートPCよりもiPadが断然よかった

ノートパソコンは起動するときに、意外とベッドの上で動かなければいけず、結局、iPadでメールチェックや資料収集、Skypeでメディアインタビューを受けるなどしていました。

原稿を書くのは、パソコンをたちあげて一気に書くというスタイルを取りました。今までは、紙や本が散乱する中で原稿を書くというスタイルでしたが、ベッドの 周辺にまで出ていけないので、デジタルで処理をするということを嫌でもしなければならず、そこはちょっと苦労しましたが……。ノートパソコンで原稿を書き ながら、iPadに資料を表示することで乗り切りました。

 

iPadをベッドに固定するフレキシブルアームスタンド

BESTEK iPadスタンドホルダーを使いました。意外としっかりしていて、フレキシブルアームが使いたいところに寝たままでも動かすことができるのが非常に良かったです。充電ケーブルもアームに固定できるので、邪魔になりません。

iPadをベッドに固定し、メールをチェックしたり、Amazonで買い物したり、Skypeで会議したり……。

 

使い倒した感があります。金額も2980円と非常にリーズナブルで、コストパフォーマンスが良かった点にも満足しています。

 

パソコンスタンドラック

同じくベッドの上で使えるという点で、ノートPC用の折り畳みスタンドを導入。ただ、ベッドの上に座って、微調整をしながら使わないといけなかったので、あまり頻繁に使えませんでした。(絶対安静というのは、左下にして横になっていないといけないから!)

ただ、これがあることで、ノートPCを使う際に、姿勢が悪くならずにすんだこと、入力が断然しやすくなったことを考えると、導入は正解だったと思います。

 

やわらか湯たんぽ

切迫早産には冷えがよくないということで、以前もブログで紹介しましたが、やわらか湯たんぽに毎朝・毎晩70度くらいの熱湯を入れてもらい、これをすっぽりと履いていました。寝返りをうっても、靴タイプだから足にぴったりとくっついてきてくれるので、ホントに重宝しました。

 

抱き枕は絶対あったほうがいい

切迫早産で入院した経験のある友人複数から「絶対抱き枕はいる!」と言われて、寝たきり生活1週間程のところで、抱き枕をAmazonで買いました。

 

いろいろと調べて、友人が「合わなかったら、私のを貸してあげるから!」と言われて、彼女が使っていたのと別のブランドを購入しました。私が買ったのは、BOBOの抱き枕。

 

結論から言うと、これが非常に良かったです。けっこうボリュームがあるので、ベッドの上では邪魔か!?と思ったのですが、このボリュームが、大きくなってき たお腹を支えるのには、すごくいいし、座り姿勢はお腹に負担なので、少しだけ上半身をあげたい(でもお腹はフラットのままにしたい)というときは、これに よりかかるようにすればボリュームがあるので、ちょうどいい感じになります。そして、とにかく、何か月使ってもへたらない!!パイル地の方がさわり心地が 良かったのも、長期寝たきりの生活にはプラスでした。

 

ネット環境は整備したほうがいい

外にまったく出られず社会から切り離された状態になっても、チャットで切迫早産で入院経験のある先輩ママに相談したり、育児のための Kindle本を読んだり、出産準備品情報をネットで収集したり、今まで勉強したいなぁと思っていて先伸ばしにしていたクラスをCourseraでとったり、見逃したDVDを大量に見たり……と、意外といっぱいやれることがあって、孤独感も紛らすことができました。逆に、ネットが無かったら、鬱病になってたかも。

 

寝たきりのときに、いくつかのメディアからのインタビューの申込みや、日刊工業での連載の打診があったのですが、ネットにつながっているから仕事が引き受けられるということで、すべてお引き受けしました。そして、寝たきりのときに書いた論文が、学会で賞を取りました。これもすべてネットがあるからできたこと。ちょっとでも仕事を続けられるんだよなぁと改めて思いました。

 

それ以外にも時間つぶしの読書や勉強や映画を見たり、お買いものをしたりするのに、ネットが大活躍。ネット環境があれば切迫早産で寝たきりでも、意外となんとかなるなぁと思いました。辛いんですけどね…、辛いけどそれを変えられないなら楽しんだほうがいいよなと、前向きにとらえられたと思います。

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