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ニッケル&スズにアレルギーなので、よく「結婚指輪はチタンですか?」と聞かれます。

 

私は、チタンではなく、ブルガリのプラチナ結婚指輪を使っています。

 

以前、「金属アレルギー対策: ネックレスや指輪などの宝飾品」の記事で紹介しましたが、ブルガリをはじめとするヨーロッパの高級ブランドは、The Nickel Directiveを守っているところが多いので、実はニッケルアレルギーの人でも使えるというケースがあります。

 

The Nickel Directiveとは、2009年6月1日からはRegistration, Evaluation, Authorisation and Restriction of Chemicals(REACH)の中で、宝飾品や洋服など、皮膚に直接あたる製品に関するニッケルの規制を指しています。国民の10%がニッケルアレルギーというヨーロッパでは、ニッケルアレルギー対策が進んでいます。

 

私の場合は、カルティエなどいくつかのヨーロッパブランドに問い合わせをして、結婚指輪の素材をチェックしました。日本国内のカスタマーセンターで、ニッケルアレルギーの知識があり、素材等を含め即答できたのは、ブルガリのみでした。それ以外は、1週間程時間がかかりましたが、各社で調べてもらいました。カルティエも大丈夫だというのは確認を取ったのですが、プラチナ以外の金属の利用種類が最も少なく、ニッケルアレルギーに関しての知識がきちんとあったブルガリになりました。ちなみに、アメリカも日本メーカーもニッケルアレルギー対応はボロボロでしたので、やはり、ヨーロッパメーカーから先にコンタクトをするのが良さそうです。

 

金属アレルギー発覚後からブルガリの指輪は大丈夫で使っていたというのも、ブルガリを使っている理由の1つです。

 

自分が大丈夫というメーカーを1つでも見つけておくと、安心です。

人によって、どの金属にアレルギーがあるのか違いますので、メーカー問合せは必ずしてくださいね。

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