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絵: かたぎりもとこ

絵: かたぎりもとこ

こちらもオズボーン氏のブレーンストーミング法をベースにした発想法です。

 

やり方はとても簡単。「6人の参加者が3つずつのアイディアを5分ごとに考える」のが基本的なやり方です。

 

図のような6×3のマスを用意し、全員に見えるように貼ります。ホワイトボードなどを使っても便利でしょう。なお、図を書いた紙を1人ずつに配るというやり方もありますが、私は全員で見えるようにしておこなうことが多く、ホワイトボードの前に集まってみんなでわいわいやるのが好きです。

 

ブレーンライティング2

 

マスが用意できたら、各自がアイディアを3つ発想してマスに書きこんでいきます。次の人も同じようにマスに書きこんでいきます。このとき持ち時間は1人5分。5分たっても3つ書けなければ次の人にまわしていきます。途中で、ほかの人のアイディアを見て新しいアイディアが出れば、書きこみます。こうして最後の人までまわしていくと、18個のアイディアが出ます。アイディアが出たら最後はみんなで評価します。これがいい、これはよくないなど議論をして、考えをまとめていきます。

 

私は「スフロフスキーの売上向上戦略」を考えたときに、この方法を使ったのですが、「スワロフスキーの使い道案」とタイトルに書き、みんなでどんどんアイディアを出していきました。すでにネイルやタトゥーシートなどが商品化されていましたが、ネイルに使えるならケータイの飾りにしようとか、コンパクトを自分好みに変えるキットだとか、女の子らしいアイディアが次々と出てきました。

 

私はオズボーン氏をとても尊敬していて、彼の発想法をベースにしたものを好んで使うクセがあるのですが、今回紹介した2つの手法以外にも非常にいい方法はたくさんありますので、ぜひいろいろと挑戦してみてください。

 

 

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