(Art)山田耕筰 幽韻 高野切第三種様

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3月19日(火)~3月24日(日)まで、銀座のセントラル美術館で書展があるのですが、そこに出品する作品作りにいそしんでおりました。

書道を始めたのは、クライアントから「字が汚い。一生の恥だから、書道を習いなさい」とおしかりを受けたからです。

その方だけでなく、お付き合いのあった経営者の方々は、達筆でお手紙を下さり、そのお手紙すら読めないのは、まずいと思い、数年前から書道を習い始めました。

私が習っているところは、臨書をベースとしたところです。古典の臨書なくして、自分の字は作れないとどこかで読み、また、古典を臨書することで古典を学ぶことができるのは、教養にもいいと思ったからです。

もともと、かながとてもきれいだと思っていたので、いずれはかなをたくさんやりたいなと思っていたのですが、九成宮醴泉銘、蘭亭叙、孔子廟堂碑、書譜、雁塔聖教序、建中告身帖、曹全碑などの臨書を行った後、変体仮名いろは歌集、高野切第三種をやり、ますますかなの魅力にはまってしまいました。

今まで一度も出品する?と聞かれたことがなかったのですが、今回、先生から出品したら?と言われて、出品することにしました。

出品すると決めたときから、音楽をやっていて、山田耕筰の作品を数多く勉強してきたこと、そして、私の幼少時に過ごしたNYで山田耕筰が作った小倉百人一首の中から5首選んで作った作品があることから、それをどうしても書きたいと思いました。

山田耕筰の「幽韻」を書くことはすぐに決まったのですが、創作かなの領域に入ってしまうため、先生といろいろと相談した結果、高野切第三種のかなを使って、作品を作ることになりました。

お手本を作るため、高野切第三種をすべてスキャンし、一文字一文字拾って、高野切第三種っぽくつながるようにお手本を作り上げました。

これが想像以上に大変で、途中でなんでこんなことをやりたいと言い出したのだろうと思ったほど。でも、やってよかったです。おかげで、変体仮名がすらすらと読めるようになりました[E:happy01]

それを臨書したのが、写真になります。高野切の良紙を使いました。

なぜ5首をぱらぱらと散らしているかというと、山田耕筰が幽韻で使った音型をベースにしているからです。額装は、これから行うので、出来上がったらまた解説させてください。

印は先生が彫ってくださって、「ゆかり」の「ゆ」を変体仮名の「遊」で書いてくださいました。

遊び心が(こだわり心かも?)強い私をとても素敵に表現してくださって、感謝!です。

3月19日が待ち遠しいです。

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