(Art) Vyprávění z dlaně ~手のひらの上の物語~
2月にMSNの女ブログで「不思議な魅力を放つチェコのマリオネットを支える日本人!」という記事を書きました。そこでご紹介した佐久間奏多さんが、飯田橋のパペットハウスで「手のひらの上の物語」という個展を開くということで、そして本日は40分程度のトークショーもあるということで、飯田橋のパペットハウスへお出かけしてきました。
今回は、新作もかなり作られたそうで、プラハの展示会の時に見た作品はあまりなく、童話などをテーマにした作品が数多く並び、わくわくしました!
手のひらサイズのマリオネットを作るようになった経緯だけでなく、使っている木材である菩提樹の木がなかなか手に入らずに苦労したお話しなど、いろいろなお話しも聞けました。また、今回の写真を担当しているチェコ人のフォトグラファーの方とのコラボのお話しも聞けたり、アーティストの方のトークショーは本当に面白いです。
外国人でチェコ語にハンディがあるだろうに、主席で卒業してしまうあたり、「たまたまラッキーだった」という言い方をされていましたが、その裏にはとてもご苦労があったのだろうと推察すると、そのガッツに「私もがんばろー!」と思います。
プラハで佐久間さんの作品に出会って、数か月後に、こうしてまた日本でも会えるのは、偶然の出会いにも関わらず、本当に不思議な気持ちになります。会う人には神様が導くように会えるのだなぁと思いました。
さて、今回とても気になった作品。「レースのアリア」というタイトルがついているオペラ歌手のマリオネットです。
オペラを歌っている私としてはこういう作品は「すっごくかわいい!!」となります。幸福の王子や雪の女王など素敵な作品も多い中、ガーネットを埋め込んだ衣装を身にまとうこのオペラ歌手、本当にかわいい!!
飯田橋のパペットハウスで21日まで開催予定だそうです。お近くにお越しの際は、是非寄ってみてください! マリオネットの作り出す不思議な空気に、異空間にトリップできます!
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