書評:子どもが孤独(ひとり)でいる時間(とき)

子どもが生まれてから、子育て関連の本をいろいろと読むようになりました。今回取り上げるのも、そんな中で出逢った1冊です。

 

孤独という言葉は、否定的に取り上げられることが多いのですが、私自身、引き籠ることも結構あって、一人時間って大事だなと思っていました。

 

昨年生まれた娘は、生後数か月から、一人遊びもとても好きで、一人遊び中に構おうとすると「構わないで!」という感じで「あー」と声をあげたり、手を振り払ったりすることがありました。他の赤ちゃんの存在を理解するようになった現在、年齢の近いお友達と遊ぶこともありますし、親と遊んできゃっきゃ騒ぐときもあります。でも、一人で遊ぶ時間や、ぼーっとまったりしている時間もとても好きな子です。たまに、このままでこの子は大丈夫かな?と心配になったりすることもありますが、まぁ、まだ小さいからこのままでいいかとも思っていて、特に何かアクションは取っていませんでした。きっとそんなことで、一人時間ということが頭の片隅にあったのだと思います。

 

本屋で偶然この本を見かけて、気になって購入しました。

 

子どもと孤独を語る育児書が少ない中、この本では、孤独(=ひとりでいること)について積極的な意味を探り、大人と同様、子供にとっても一人時間が大切だと説いている本です。

 

「自由であること、内へ向かうこと、自分自身を発見することのために欠かせない条件であり、人間にはひとりでいるときにしか起こらないある種の成長がある」と書かれているこの本には、今はやりのマインドフルネスや瞑想の時間というものが、子どもにとっても必要なのだと思います。

 

孤独と孤立することは違う。

 

外からの刺激が多いこの時代に、「ひとり時間」も大切にしたいと思います。

 

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