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2015年2月7日に「数学×音楽!? ~数学がひも解く音楽のヒミツ」というコンサートをやったところ、多くのお客様から「面白かった! どんな本読んだらいいですか?」とか、「コンサートでしゃべった内容を本にしないんですか?」というお問い合わせを頂き、今日は、コンサートのなかでご紹介した本や、こんな本を読むと面白いよというご紹介です。

 

今回マジシャンとコラボレーションさせていただいたのですが、マジシャンを呼ぶにあたって私が読んで面白かった本2冊(コンサートでも1冊は紹介しているものです)

1: 数学マジック(マーティン・ガードナー)

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マジシャンの上口龍生さんからご紹介いただいた本で、数学者でありアマチュアのマジシャンでもあるマーティン・ガードナー氏が書いた本。 数学トリックがいっぱい紹介されていて、100のフィボナッチ数列の足し算を小学校の時にしっていたら、クラスのヒロインになれたのに!と思った程。

 

小学生のお子様がいる方には、ホントにおススメです。これで算数に興味を持ってもらいやすくなりそうというトリックがいっぱいのっています。

 

2: カードマジックのからくり(Persi Diaconis, Ron Graham)

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もっと数学的なアプローチでカードマジックを知りたい!という方におススメの1冊です。高等数学の定理を紹介しているので、高校生くらいになっていないと読むのは辛いかもしれません。(私は一応理系出身なので、大学院までがっつり数学をやっていたので、あまり苦もなく読めました。)

 

易占いのマジックにまで言及されているところが、個人的には面白かったです。

 

今回のコンサートの企画は、上記の2冊を読みながら、音楽と数学に関する論文を集めて(主にロシア語で書かれているものが多かった)プログラムを考えていきました。

 

3:音楽と数学の交差(桜井進、坂口博樹)

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桜井進さんの本はとても読みやすいです。音楽と数学の間にどんな関係があるの?と疑問を持った方が読むのにおススメの本です。

 

個人的には、次の本もおススメにいれたいなぁと思ったのですが、最初の1冊して読むには桜井さんの方がいいかなぁ?と思って、「音楽と数学の交差」にしてみました。

 

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4:アインシュタインとヴァイオリン 音楽のなかの科学(西原稔、安生 健)

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数学や科学の視点をもとに、音楽理論にどう影響したのかというお話が書かれている本。

私がメシアンにのめり込むきっかけにもなった本です。

今回のコンサートの基礎となる考え方の多くがこの本が参考になったと言っても過言ではありません。

ちょっとマニアックに知りたいという方は、この本を最初に読むことをおススメします。

 

5: 数秘術(キャロル・アドリエンヌ)

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数秘術については、最初はネットで読み漁っていたのですが、バッハのようにもっと真剣に数秘術を勉強してみようと購入した本。数秘術に興味のある方にはおススメですが、これで音楽との関係が分かるかというと、分からないです(笑)

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