ルチアの狂乱をさせていただきました
芸術の秋。
秋から年末にかけては、コンサートシーズン。
毎週のように歌うので、風邪対策をばっちりとして、いつもよりいっぱい食べて、年末まで頑張ろう!
今日は、ドニゼッティ作曲 オペラ「ランメルモールのルチア」より、狂乱の場を演奏させていただきました。
コロラトゥーラ・ソプラノで狂乱というと、大体4つくらい(バーンスタインを入れない人がほとんどだと思うので)を指すのですが、一般的に狂乱というと、このルチアではないでしょうか。
19世紀に大流行した狂乱オペラ。
狂乱オペラがなぜ流行ったのか、理解に苦しむのですが……。
ドニゼッティのこの狂乱オペラは、この小鳥のさえずりのような能天気(?)なワルツで、狂乱するのですから、ドニゼッティって、サディスティック。
気分のままに激しく歌うと、どうしても音が滑るので、幽体離脱をするかの如く、冷静な自分がいないと歌えない曲だなぁ…と思います。
なぞといろいろと思いながら、最後の最後まで、修正に修正を加え、イタリア語の発音矯正をしてもらったり、なんだり…で、昨日まで仕上がっていませんでした。
ちなみに、The Fifth ElementのDiva’s Danceは、私も何度か歌わせてもらっているのですが、このDancing Versionに入る3分25秒までは、ルチアの狂乱(約20分)の最初のところです。
ルチアの狂乱を知らない!という方でも、アラフォー以上の方だと、The Fifth Elementの宇宙人のオペラ歌手が歌ってた曲っていうと、「あぁ~、あれね!」と知っている人が多くなります。
これを宴会で踊りながら歌うと、受けます(笑)
…というわけで、話はそれましたが、ルチアを無事に演じれるかどうか不安だったのではありますが、無事、終わりました~~~。
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