日伊声楽コンソルソ一次予選

無謀だとは分かっていたのですが、日本で最もレベルが高い声楽のコンクールの1つと言われている、日伊声楽コンソルソに挑戦。理由は、私は追い込まれないと、曲を仕上げない、のーんびりしたタイプだから。人前で歌わない限り、人に批評されない限り、あまちゃんなので、私は絶対に伸びない。また、コンクールには年齢制限があるものが多いので、音大出身ではなく、社会人になってから、ここ4年ばかり本格的にやるようになったので、年齢制限にひっかかる前に、出られるだけ出てみようということで、挑戦してみました。
先生の先生にまでご指導してもらいながら、仕事以外の時間はすべて歌につぎ込み、がんばりました。
が、結果は、ボロボロ。
前日のレッスン通りに歌えていたら、それなりの結果が出せたんじゃないかと言われていたのですが。
あまりにも有名な先生がたを前に、緊張で、心臓が口から出ちゃうんじゃないかって程で、出だしは声がうわずってしまう。レチタティーボはボロボロ。泣きそうになりながら、アリアに入って、気持ちを立て直し、最後のカデンツァはばっちり決まった。でも、歌い終わった時点で、絶対ダメだと分かるほどの酷い出来。先生へのメールには、「今世紀最悪の出来でした」と書いたほど。
今まで、本番にものすごく強いと言われていたこともあり、ここまでボロボロになるとは思わず、家に帰ってから、自分のふがいなさにひたすら涙。
日曜日の予選結果速報を見ながら、自分は入っていないことを確認し、先生に電話。泣きながら、これからどうしていくのか、なぜこうなったのかというのを話し、今後の方針を決めました。音大出身ではなく、コンクールは3回目。大きい物ははじめてで、人前で歌って評価されるということになれていないのは、音大出身者と大きな違い。これからしばらくコンクールにたくさん挑戦し、人前で比較/評価されることになれること。
自分の良さを見失わずにと、何度も先生がおっしゃってくださって、次に挑戦しようという気持ちになりました。次のコンクールは夏です。次はそれを目指してしっかりがんばろう!


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