サルバドールの朝
「サルバドールの朝」を見ました。
内容(Yahoo!映画より)
フランコ政権末期のスペインを舞台に、不当な裁判によって死刑判決を受けた若きアナーキスト、サルバドールとその家族や友人の戦いを描く社会派ドラマ。スペインのアカデミー賞と言われるゴヤ賞で11部門にノミネートされた話題作。サルバドールを『グッバイ、レーニン!』のダニエル・ブリュールが、彼の元恋人を『トーク・トゥ・ハー』のレオノール・ワトリングが演じる。理不尽な運命の瞬間を待つ主人公と、彼のために戦い続ける人々の姿が感動を呼ぶ。
なぜこの映画を借りたのか、その理由が分からないのですが、多分、仕事がてんぱってて、ヘビーな映画を見たくなったからか!? こういう状況では、もう少し明るい映画を借りれば良かったと、見ながら後悔した映画。
死刑執行まで、涙、涙、涙でした。何よりも、見ていられなくなるほどだったのは、死が確定しているのに、家族や弁護士が希望の糸を与えようとして、その狭間で揺れ動くダニエル・ブリュールの演技。希望が絶望に変わる瞬間の演技は、身の毛がよだつほどでした。
反体制を描いた作品、「白バラの祈り ゾフィー・ショル、最期の日々」を思い出しました。
気持ちに余裕のあるときに、見ることをおススメする映画です。
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