アトピー皮膚炎の治療で参考になったサイト
20代はアトピー皮膚炎がひどくて入退院を繰り返し、相当苦しんだのですが、昭和大学の故飯倉洋治先生のご指導と治療でアトピー性皮膚炎はよくなり、喘息だけとなって、30代はアトピーのコントロールは比較的うまくいっていました。
しかし、今年にはいり、突然アトピー性皮膚炎が悪化。全身に広がっていったため、8月に入って原因特定のためのパッチテストを行い、金属アレルギーが発覚しました。
金属アレルギーとわかるまでは、どんどん酷くなっていく中、「どうしよう!?」と思い、誰かから「アトピーなの?」と聞かれると、「そうなんです~。困ってます~」と言っていました。
一部のアトピーを患っている方からは「全然ひどくない」「それでアトピーだなんて言わせない」など、いろいろなことを言われたので、人からみたら大したことはないのかもしれませんが、出ている本人は痒いし痛いし、人から必ず何か言われるので辛いですし、一緒に仕事をしている仲間や家族も「こんなになっちゃって…」と思っていたので、酷いかひどくないかは、実際の写真を掲載するので、読者に判断を任せます。
6月の首と腹部に出ている状態です。
こういう飛び散ったような皮膚炎が、今年の2月から全身に出ていました。
あまり薬に頼りたくないという思いから、薬の使い方を失敗しているなぁと自分でも思うことがよくありました。
昔、故飯倉先生から言われたように「ステロイドを使うときはしっかりつかって、キレイにして、いい状態を作ること」という言葉を思い出し、あれから10年以上経っていて、忘れていることも多いので、ネットでアトピー関連情報をいろいろと調べて勉強しました。
10年以上前は、ネットではあまり情報も出ていなかったのですが、YouTube等に、すごい情報がいっぱい載っていて、とっても勉強になりました。
まず、肌の洗い方や薬の塗り方など、基本中の基本の情報は、アトピーについてきちんと勉強していない人や、昔やったけど忘れちゃった~という人にはおすすめです。
そうそう、そうだったよねぇ~と言いながら、再確認できるのは、非常にありがたいサイト。
動画になっていて、正しい体の洗い方&保湿剤のぬり方がしっかりと説明されています。子供が見ても分かるように作られているので、アトピーのお子さんにも見せるといいかもしれないです!
マルホ製薬は、私が使っているヒルドイドローションとヒルドイドソフトという保湿剤を出している会社です!
● 江藤先生の薬の塗り方教室 (東京逓信病院 皮膚科部長 江藤隆史先生)
私もよく救急でお世話になる東京逓信病院の先生が作られたビデオです。
保湿剤の塗り方、ステロイド薬の正しい分量を正しくつける方法がビデオでしっかり説明されています。
ステロイド剤もきちんとした量を正しく使えば、肌の状態を早く良くしてくれて、アトピーを治すのに役立ちます。だらだら使うのが一番悪いので、この使い方をしっかりとマスター!!
● 「アトピー性皮膚炎の治療法と自己管理のコツ」 (国立成育医療センター第一専門診療部アレルギー科医長 大矢 幸弘先生)
小児アトピーでは有名な大矢先生の講演会の動画です。40分弱あるのですが、ベーシックなことをしっかりとカバーされているので、MUST SEEです!
● 「小児アトピー性皮膚炎ハンドブック」
薬・スキンケアをどうするのか。小児向けですが、どういうものが必要なのか、キーポイントが簡単にわかるハンドブックです!!
● 「アトピー性皮膚炎に関する情報」 (九州大学医学部皮膚科学教室)
ガイドラインをはじめ、アトピーの標準治療が解説されています。
● アレルギー遠隔教育学院
アレルギーに関する知識が学べるE-learningサイト。
こういうサイトもあるんだ~~ と、全部チェック♪
私は入会してしまいました(笑) 勉強会や講演会の情報、リンクの多さ、情報が満載です。何から手をつけたらいいのかわからないほどいっぱいあるのですが、いろいろな情報と合わせてみていくことで、すごく知識がつきました。
さて、これ以外に、いろいろな方から、これがいい、あれがいいと、健康食品などもおすすめされて、中には摂取スタートしたものもあるのですが、それらの情報はまた後程まとめます。
ちなみに今はこんな感じになっています。
アナフィラキシーショックを起こしたため、全身が腫れあがって、ステロイドや抗ヒスタミン剤のおかげで、炎症が治まり、それが剥けている段階。
このまま白くきれいな肌に戻ってくれるといいんだけど~。
一部では「バカンスに行って日焼けが剥けている」と言われているようですけど (*^-^)
後、10日くらいで、これもキレイになるかな!?
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