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Photo_4ジャック・ケルアックの「オン・ザ・ロード」は、すごい昔に読んだ記憶があるのですが、新訳が出たので、もう一度読み直しました。

内容紹介(河出書房新社のサイトより)
不滅の青春の書『路上』が半世紀ぶりに、躍動感あふれる新訳でよみがえる。ビート・ジェネレーションの誕生を告げ、その後のあらゆる文学、文化に決定的な影響を与えた伝説的名作。

つい最近、海外出張&バカンスから戻って来たばかりなので、旅は疲れると身にしみている私。でも、旅は疲れるけれども、取り憑かれたように、前に前に進むような旅をしてしまうときがあります。なんだかんだと、年に1−2回は、国内外を一人で放浪してしまいます。
この本を読んでいると、その気持ちがとてもよく表現されていて、ニューヨークからメキシコ・シティまでとにかくいきあたりばったりでも前に前に進んでいく2人の男性になりきってしまいました。
自由って不自由で不安なんだけれど、とっても開放感があって、「生きている」実感がある。
河出書房新社操業120周年記念の世界文学全集。読み応えのある、いい作品ばかりを選んで来ていますが、その第一回配本として選ばれた「オン・ザ・ロード」は、河出書房の意気込みすら感じます。この全集、全部で24巻出る予定なんですが、ゆっくりと買い集めていきたいと思っています。
(総合評価:★★★★★ 10代、20代の若者に読んでもらいたい!)


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