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PhotoBCGの先輩の三谷宏治さんが書いた「経営戦略全史」の出版記念講演会へ行ってきました。

内容(Amazon.co.jpより)
経営戦略100年の発展史を一気読み!
ビジネス革新をめぐる巨人たちの冒険活劇が
知的興奮を誘い、戦略実践のための新たな気づきに導く!!
本書は20世紀初頭から現在まで、約100年の間に登場した
90余りの戦略コンセプトを、その背景とともに紹介する
ストーリーで読む経営戦略書です。
多くの日本の会社が採用する、世界的には古典とされる経営戦略論から、
21世紀の経営環境激変の中で生まれた最新の戦略緒論まで、
ビジネス史の流れとともに俯瞰的に学ぶ事ができます。
経営戦略の歴史を学ぶことは、同時に
あなたの企業組織が、広大な戦略発展の歴史のどこに位置するかに気づき、
さらに新しい戦略に取り組む道筋を発見することにもつながります。
これまでビジネス・経営を学んできた方の復習のために、
また、これからビジネスに立ち向かう方のよき指南書として、
おすすめしたい経営戦略書の新定番です。

初版限定で無料講演会に行けるチケットが入っていたので、さっそく申込み、本日、5月16日の会に行ってきました。

しっかり、ちゃっかり、三谷さんにはサインを頂きまして、嬉しい~~~♪♪
#ただのミーハーです

1時間半の講演で、この400ページを超える内容をどうまとめるんだろう?と思っていたのですが、最初と最後で、中間はほぼすっ飛ばされ、なんだかすごーく勿体ない感がありました。

時間の制約上、どうしてもそうなってしまわざるを得ないのですが、だったら、三谷流B3Cフレームワークに、それぞれがどうつながっていったのかを、語って欲しかったなぁ~~

と、欲張りな読者は、思ってしまいました。

あと、ちょっとこの本が残念だなぁと思って、アマゾンのレビューでもここでも★の数を満点にしていないのですが、実際にその企業だったり組織で、この本に出てくるプロジェクトに直接関わっている人に、あまりインタビューをせず、書物・論文だけできっと書いたんだろうなぁと、事実とちょっと違う点がいくつかあること。

企画から4か月で書き上げたとどこかで読んだので、仕方がないのだと思いますが、やはり違うことは違う、問題になっていることを称賛するのはどうかなぁ~と思うのです。

そういう点を差し引いても、私の中では、「うぉ~~、俯瞰するとこうなるんだ~~」と、感動の渦に巻き込まれ、「か、い、か、ん~」と薬師丸ひろ子ばりに叫ば差せてくれたビジネス書は、かつてない。

そういう意味では、良書なので、ぜひぜひぜひぜひ、経営学を学ばれている方は手にとって読んでもらいたいです!

他の本を今すぐ脇に置き、まずこれを読んでから、他の本を読んだほうが圧倒的に理解できるし、自分のモノになると思います!!

勉強したことのある人も、全体像を理解し更に勉強したことを自分の中で消化するすごくいい本ですっ!!!

今年読んだビジネス書の中では、5本の指に必ず入るであろう(まだあと半年近くあるけれど)本です。

ちなみに、ビジネス書以外では、先日レビューを書いた「バウルを探して」がトップ5にランクインすると思っています!

(総合評価:★★★★☆ 改訂版出してください!)

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