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ふらっと入った本屋さんでの出来事。
数冊の本をピックアップし、お会計をしている最中に、ふと、ディスプレイされていたカウンター上の本に目が行く。
背が低いので、上の方にあるものは、よく見えないので、ホントに偶然の出来事。
#態度が大きいせいか、「こんなに小さい人とは思いませんでした!」とよく言われますが、小さいです...(涙)
「神様、ありがとう!!なぜ、こんなところにあるの!?」と、他のお客様がいらっしゃるにも関わらず、大声で叫んでしまい、店員さんが驚く。
「おとりしましょう」と、背伸びをしながら、全く手が届いていなかった私のために、店員さんが本を取ってくださいました。
何を見つけたって、「The Metropolitan Opera Cookbook」ですよ〜〜。
Met_cookbook
1988年に発売された頃には、お金がなくって買えなかった本。コンサルになって、オペラに本格的にはまっていった頃には、この本を買えるお金はあるけれど、本が見つからない状態。もうながーいこと、探していた本です。
なんで、こんなところに、いるんですかっ!?
しかも、1500円。
うぁ、安いっ!!
...ということで、お会計をしている最中だったのですが、もれなく、この本も追加で購入。

内容紹介
From Publishers Weekly
Most opera fansincluding operaphile and cookbook writer Jules Bondagree that opera and food go together. Add a hefty dollop of musical nostalgia and a few too many glitzily romantic table settings, and you’ll find yourself with a cookbook that may have to fight its way from the coffee table into the kitchen. Two hundred photographs dominate the array of mostly standard international recipes contributed by musical figures, Met administrators and others, from Jenny Lind to Herb Wekselblatt (tuba player in the Metropolitan Opera Orchestra). The pictures of aproned opera greats puttering around the kitchen threaten to take over, but a marvelous campiness prevails, especially in the shots of an elegantly coiffed Anna Moffo kneeling in a chicken coop amid several hundred white hens, and a maniacally grinning Birgit Nillson brandishing garden shears. Recipes are easily prepared and, this being opera territory, hearty. (A notable exception is Caruso’s pre-performance favorite, an iceberg lettuce casserole.) The potential for delicious food is here, but the book will appeal mainly to opera-lovers famished for a new kind of vicarious thrill: the pleasure of trying out an idol’s treasured recipe.
Copyright 1988 Reed Business Information, Inc.

本のタイトルが示すように、オペラにまつわるお料理本。
ドミンゴによる序文や、マリア・カラスをはじめとする、数々のスター達の写真。オペラにまつわるお料理のレシピやオペラに出てくる食事のシーン。
あぁ、見ているだけで、うっとり。
そして、何よりも、食いしん坊(量は食べないけれど質は追求します)の私にぴったりな本。マリア・カラスのお気に入りのレシピだったり、レナータ・スコット(渡辺誠先生にご紹介いただいて以来、ファンなんです)のパスタお料理中の写真だったり、それはそれは、食欲を掻き立てられます。あぁ、おうちでお料理したいっ!!という気分になれる本。
ロッシーニの「今の歌声は」をハミングしながら、旅先のお風呂で本をめくる自分に酔いしれております。


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  • コメント ( 4 )

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  1. 絵馬裕文

    はじめまして、勝間和代さんのリンクから参りました。絵馬裕文と申します。「エイラ地上の旅人」をただいま読んでいるところです。(勝間和代さんのサイトに照会がありました。)興味深く読んでおります。すでに次の巻も注文しました。まだまだ物語は続きそうですね。話は変わりますが、私もオペラに興味を持っております。しかし、一度も見たことがありません。ぜひ、一度見て聴いて楽しんでみたいと思っています。また、話は飛んでしまいますが、ビジネスマインドを高めたいと思っています。また、何か参考になる本がありましたらご紹介ください。

  2. ちっこリーニ

    はじめまして!!
    秋山さんの著書を拝読してここに参りました。本名をもじってちっこリーニと申します。秋山さんの存在を知って、とても励みになりました。私は1980年代生まれの20代ですが、やはり仕事と家庭の(というより趣味の)両立に悩んでいました。仕事バリバリしたいけど、そうするとご飯が作れないとか、夜7時までにサントリーホールに着けないから定時に帰れる仕事にしよう等等…です。でも秋山さんのように多才な方がいらっしゃるなら、そうなれるように頑張ります!クラシック大好きなキャリアウーマン仲間たちが、職場には立派な学歴の人はたくさんいるけど、音楽や美術の話題ができるような、会話に幅のある人はめったにいないと言っています。どうでしょうか。あるいは、学生時代にピアノの腕前がプロ並みだった人が、中央省庁に入って以来、一度もピアノの蓋を開けていないといいます。もったいないです。ぜひ、「ワーク&ホビーバランス」で一冊書いてください!!日本には、シラク大統領のような教養のあるリーダーがもっともっと必要だと思います!

  3. 秋山ゆかり

    絵馬裕文 さん、
    コメントありがとうございます。
    エイラもおススメですが、クロニクル千古の闇シリーズもおススメです!こちらも児童文学書ですので、読みやすいけれど、学ぶことの多い本です。
    ビジネスマインドを高めるには、個人的には、ビジネス書も大事ですが、小説もとても大事だと思います。世界文学集に出てくるような作品や司馬遼太郎をはじめとする歴史小説には、リーダーシップ論を含め、学ぶことはとても多いので、おススメです!
    また、いらしてください。

  4. 秋山ゆかり

    ちっこリーニさん、
    本の内容は、出版社が決めることですので、是非、出版社にご提案ください!(笑)
    私はまだまだバランスまで取れているわけではなく、歌手としてもひよっこですので、将来そういうことが書けるレベルになれると、本当に嬉しいですね。
    省庁にいらっしゃるピアニストの方について。プロとしてやっていくのもそれなりに大変ですし、中途半端ではやりたくないと思われる方も多いですから、周囲がもったいないと思っても、ご本人はそうでない場合もあるかもしれません。
    ソニーの大賀さんみたいな素晴らしい方もいらっしゃいますし、アイドルでありながら芸術家でもある嵐の大野君(以前ここに書かせていただきましたが)みたいな人もいます。私も是非、そうなりたいと日々精進の毎日です。
    是非また遊びに来てください。

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