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Digital知人の会社にサロン風のパーティースペースができ、オープニングにおよばれしました。
どういういきさつでその話題になったのか覚えていないのですが、エシュロンについての話が出ました。NSA(アメリカ国家安全保障局)が中心となって構築し、英国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドが参加しているSIGINT(Signal Intelligence )のシステムです。
日本も参加しているはずなのですが、参加は認めていなかったと思います。(記憶が曖昧なので間違ってたらごめんなさい!)
#こんなこと書いてると、このブログもチェック対象になっちゃうかな〜(笑)
義兄がNSA職員だったため、家族にあうために、何度かフォートミードに行ったことがあります。入るのも出るのも面倒な敷地だったなぁ〜と思いながら思い出したのが、ダン・ブラウンの”Digital Fortress”(和訳は「パズル・パレス」)。うちのどっかにあったぞ〜と思い、またまた発掘してしまう。
#こんなことしてると永久にうちの書庫は片付かないし、こんな小説をなぜとってあるのかも謎。ちゃんと書庫を片付けて、ブックオフに売らなきゃ〜〜
(内容)

N.S.A.の特殊な暗号解読機ですら解読不可能な謎めいたコードが出現。この暗号を紐解くために立ち上がったのは、暗号解読のスペシャリストでもあり、優秀な数学者のスーザン・フレッチャー。『Da Vinci Code』の著者が贈るテクノ・スリラー。

さて、本の話に戻ると... 
NSAは、世界中にある通信傍受システムを運用し、情報収集と分析をしたり、アメリカ合衆国の通信保安や暗号システム開発などをしている機関。かなり秘密主義で有名な機関です(24に出てきてからずいぶんと有名になりましたが、それまではあまり知られていない機関でしたね)。
この本の中では、NSAが所有する暗号解読機TRANSLTR(すべての暗号が瞬時に解読できるシステム)を使っても解読できない暗号が見つかるところから話はスタート。
タイトルになっているDigital Fortressは、ある日本人が開発したアルゴリズムで、エシュロンで知られるようになったこの世界中の通信傍受を世界中に知らしめるために、Digital Fortressをリリースし、NSAを窮地に陥れようとする...
と、サスペンスチックに話は進んでいくのでした。
ダン・ブラウンの本は、ちょっぴり政府や体制を批判するようなトピックを選び(Da Vinci Codeもそうでしたね)、映画を見ているようなエンターテイメント性の高い、しかもスピード感のあるストーリー展開なので、英語で読んでも読みやすいし、テンポよく読める点がGoodです。
英語で小説を読んでみたい!と思われている方におススメの1冊です。
(総合評価:★★★★☆ 一部いまいちなところもあるし、現実と混同させてしまう表現があるのは難だけど、ざーっと読むエンタメ作品としては非常に面白い)

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