カッコウの卵は誰のもの
オリンピック開催時期にぶつけてリリースしてきた東野圭吾さんの「カッコウの卵は誰のもの」を読みました。もうしばらく東野圭吾さんは読まないって決めていたのですが、ついつい手が伸びてしまって…
内容(Amazon.co.jpより)
スキーの元日本代表・緋田には、同じくスキーヤーの娘・風美がいる。母親の智代は、風美が2歳になる前に自殺していた。緋田は、智代の遺品から流産の事実を知る。では、風美の出生は? そんななか、緋田父子の遺伝子についてスポーツ医学的研究の要請が……。さらに、風美の競技出場を妨害する脅迫状が届く。複雑にもつれた殺意……。超人気作家の意欲作
なかなか面白い展開でした。途中で、そうか、そういうことだったか、と、気づいたときには、もう終わりに近づいていて、「あぁ、またやられてしまったぁ~」と思うばかり。この人は、本当にうまく読者を引き込みます。
才能はあるけど、本当にやりたいことは別にある。
才能をある道を選ぶか、本当にやりたいことを選ぶか。究極の選択だなぁと思います。個人的には、好きでなくても得意なことを仕事に活かしたほうがいいかなと思っているので、前者を選択するタイプなのでしょうが。
バンクーバーオリンピックで盛り上がっている今読むには最適の1冊です。
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「カッコウの卵は誰のもの」 東野圭吾・著 | スポーツ小説だと思って楽しみましょう
カッコウの卵は誰のもの
「容疑者Xの献身」
を星5つとするなら、これは星2つかな。
いや、徹夜を強いられるくらい面白かったんですよ。
でもこの人には1ランクも2ランクも
上を求めてしまうのです。
次回作、期待しています。
内容紹介 (amazonより引用)
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