OMOTESANDO CLASSIC Vol. 2 幻惑のフランス音楽
知人の田中聡美ちゃんがプロデュースし、ピアノの伴奏も弾くと聞き、表参道までお出かけしました。
#のだめの手の聡美ちゃんというと、あぁ〜あの人!と言われる聡美ちゃんです!
出演:寺本純子(フルート) 高木梢(ピアノ) 新實紗季(クラリネット) 田中聡美(ピアノ) 小田裕之(ピアノ)
演目:
1幕
プーランク「愛の小径」
ゴーベール「ノクターンとアレグロ・スケルツァンド」
フォーレ「子守歌」
グランク「フルート・ソナタ」
ラヴェル「悲しき鳥」
ショパン「ノクターン第10番 変イ長調 作品32−2」
2幕
クープラン「目覚まし時計 尼さんたち 修道女モニク」
フランセ「クラリネットとピアノのための主題と変奏」
プーランク「クラリネット・ソナタ」
実は、ダブルブッキング(...というか、ホントはトリプルブッキングでした。ある方を5時間以上もお待たせしており、かなり心苦しかったです)だったのですが、どうしても聡美ちゃんプロデュースのコンサートを見たくて、こちらのコンサートの一部だけ、そして次のお約束へ向かいました。
コンサート1幕だけというのは大変失礼なのですが(私のコンサートでもそういうお客様がいらっしゃって、聞いていただけなくって残念だなぁと思いますので)、まったく行かないよりかはいいかな?と、数名の方にご相談の後、行くことにしました。
さて、パソナ所有のCLUB PASONA OMOTESANDO 3Fの会場はすごく素敵で、そして、レイアウトがアットホームな感じになっていて、「すごい〜! こういう風にお部屋を使うのもすごくいいのね!」と、まず、レイアウトに感動。観客と近い距離というのは、演奏する方にはかなりプレッシャーなので、あえてここにチャレンジをして、観客目線を意識している点にブラボー!
フランクのフルート・ソナタがすごく良かったです。ヴァイオリン・ソナタだとずーっと思っていたのですが、フルートで演奏されることも多いとか。管楽器まではなかなか手が出せていなかったので、未知の分野ではありますが、フルートもいいなぁ〜〜。4楽章のカノン形式で、ピアノとフルートの追いかけっこがすごくいい雰囲気で演奏されていて、とても楽しめました。
欲を言えば、トークをもう少しがんばって欲しかったです。
そして、大好きなラヴェルの悲しい鳥もすごく良かったです。鏡の中では道化師の朝の歌と悲しい鳥が好きで、10代の頃、朝の目覚めは、ショパンの革命に飽きた後は、もっぱらこの2曲だったことを思い出し、ついつい感傷に浸ってしまいました。
素敵なコンサートでした。演奏者の皆様、そして、スタッフの皆様、お疲れさまでした。素敵な夜をありがとうございます。
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