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今年はこのコンサートで歌い納めです。寒い中、サントリーホールまでお越し頂いた皆様、本当にありがとうございました!
今年は出張のし過ぎで、秋頃から腰痛に悩まされていたのですが、11月に極度に悪化。2週間程まったく動けなくなり、寝たきりだった後は、リハビリの日々でした。「こんな辛い時は、笑って終わらせるぞ〜〜!」と、笑いを取りに行くプログラムをピアニストの沙織ちゃんと計画。リハーサルでは「そこまでやっちゃう?」とか言いながら、どんどん派手にやっていく私たち。歌っている方も、とっても楽しい舞台になりました。
第一部は、オペレッタシリーズ。こうもりのLaughing Songと呼ばれるアデーレのアリアは、おとなしめに振付けを。シュトラウスが大恐慌のときに「辛いことは笑い飛ばそう!」と書いたこのオペレッタは、辛いときに歌うと本当に元気になるものです。
Photo_22曲目のオッフェンバックのラ・ペリコールからほろ酔いのアリエッタと呼ばれるアリアは、ワイングラスの乾杯からはじまり、ワインボトルを振り回し、ピアニストの沙織ちゃんに絡む。でも、泥酔状態ではなく、あくまでも「ちょっと酔っぱらっちゃったの〜〜」と可愛くなるように!と気をつけました。これがお客様に受けたようで、会場からもくすくす笑いが出て嬉しくなりました。
今回は衣裳もとても誉めていただきました。第一部で着たドレスは、なんと、着物柄です。鶴に松に、もとは振り袖だったそうです。
第二部は、バーンスタインシリーズ。1曲目のウェストサイドストーリーから”恋は永遠に”は、あえて、とってもピアニッシモで歌い、まじめ〜な、悲しい雰囲気を作りました。
Glitter_22曲目は、キャンディードの”着飾ってきらびやかに”。これは、いつもよりもはちゃめちゃな感じを出そうと挑戦してみました。じゃらじゃらとネックレスや腕輪をつけたり、ブローチを衣裳の中から出したときには、「ぷー」っと吹いてくださったお客様がいらっしゃり、こちらのテンションもあがりました。スタンディングオベーションをしてくださった方、ブラボーとおっしゃってくださった方、ありがとうございますっ!!
いつもお越し下さっている皆様、本当にありがとうございました。来年はもっといい音楽を作っていけるようにさらに勉強をしていきたいと思います!

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