(Study) 書道
本日は、高野切第三種1000番 伊勢の歌を臨書。
山川の音にのみ聞くももしきを身をはやながら見るよしもがな
山中の川の音のように、今では人のうわさばかり聞くようになりました宮中のご様子を、私の身を青春時代に戻して、いま一度拝見するすべがあればと思うばかりでございます。
男たちが身分の昇進を願う歌よりも、女の身の悲しさが素直に表明されているだけ哀れに聞こえると伺い、哀れな気持ちを探しながら臨書に励みました。
今日は、先生に来年三月に出品する作品のお手本を仕上げていただき、これから年末にかけて、自宅練習をする予定です。
山田耕作の「幽韻」を作品とする予定で、高野切第三種様に作る予定です。
このために、高野切第三種をすべてスキャンし、和歌に合う言葉を拾い出してつなぎ合わせて、お手本となる資料を作り、つなぎあわせたところを美しくするために、先生に見ていただき、お手本を作りこんでいきました。
かなり手がこんでいることをしているのですが、果たしてこれが最終成果物に反映されるか!?
さっそく高野切の練習紙をオーダーし、これに練習する予定です。本番は、清書用の紙にするつもりです。
キレイにできるのか、ドキドキしますね。
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