日本人の知らない日本語
仕事が忙し過ぎて、仕事関連以外の本/マンガになかなか手が出せなかったここ数週間の憂さを晴らすように、片っ端から読みあさる日々を過ごしています。今日の8冊目は(朝から一体何冊読んでるの?と聞かれますが(笑))、最近話題の「日本人の知らない日本語」。
大学で日本語を教えるクラスを取っていたこともあり、「冷たい」「冷める」の違いをはじめ、「空は青い」と「空が青い」の違いなど、日本語の細かな違いには敏感な方なのですが、ここに出てくる話はどれもとっても面白くって、爆笑しながら、読み進みました。
どれも、あるある〜と、身に覚えがあるような話や、いかにもありそうな話で、本当に笑えました。それと同時に勉強になるのですから、ヒットの理由が納得です。
私は海外生活が長かったため、両親が話していた日本語を中心に覚えたのですが、この日本語が今の時代には古いので、帰国したばかりの頃は、よく周囲に笑いを提供していました。例えば、以前からお会いしたいと思っていた方を知っているという先輩が居たので、「おめもじかないますか?」と聞いたところ、「そこまで偉い人じゃないよ〜」と大爆笑されました。
どんな言語でもそうなのですが、微妙なニュアンスって、その言語にどっぷり浸ってないとなかなか掴めないものです。どっぷり日本で生活していますが、未だに、微妙な日本語のニュアンスは苦手です。
コメント ( 1 )
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こんにちは。久々の本の紹介ですねー。
さっそく私も読みたいと思います。
映画もいっぱいありますねー。すごい。