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Photo_54分間のピアニスト」を見ました。

内容(「キネマ旬報社」データベースより)
本国ドイツで大ヒットを記録した、斬新なストーリーと圧倒的なピアノ演奏で綴る感動ドラマ。無実の罪で囚われた天才ピアニスト・ジェニーと、残りの人生を賭けて彼女を指導する老ピアノ教師・クリューガーとの激しくも暖かい魂のぶつかり合いを描く。

「音楽って素晴らしい」ということを一切のメッセージにしていない珍しい映画。
2人の全く異なる突出した才能がぶつかって生まれるものは何か?というのが、テーマではないのかと思うほど、先生にとって、生徒にとって、「美しい」と思う音楽が違うのだけれど、それでも師弟関係が成り立つのだと改めて思いました。
「海の上のピアニスト」や先日見た「僕のピアノコンチェルト」と全く違った作品で、音楽性で見た場合は、こちらの作品の方が、圧倒的に印象に残る作品。特に、刑務所で後ろ手に手錠をされたまま弾く音楽の暴力的なまでの荒々しさ。 
ところで、後ほど聞いた話なのですが、このジェニーのピアノの吹き替えをしているのは、日本人の方だとか。
久しぶりに、魂を揺すぶられる音楽を聞きました。


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