異業種競争戦略
BCG時代のメンターだった内田和成さんから、11月に送られてきた「異業種競争戦略」を読みました。今頃読み終わるとは、不義理ですね...
途中まで読んでいたのですが、読んでいる最中に、仕事で悩むことがあり、メンターだった頃の和成さんに言われたことをメモしたノートを読み直し始めてしまいました。そして、なかなか、本に戻ることができず、年を超えてしまいました。
当たり前ではあるのですが、その頃の和成さんと私、そして、今の和成さんと私では、おかれているシチュエーションが全然違うので、当時言われたことは、100%当てはまらないのですが、根底に流れているメッセージは同じものがあったりして、改めて、和成さんの下で働けてよかったと、そして、メンターまでしていただけて良かったと思ったのでした。
内容(「BOOK」データベースより)
新しいルールをつくれ!成熟市場で始まった顧客の奪い合い。それは、業界という枠組みを越えた戦い―“異業種格闘技”であり、ビジネスモデルの戦いである。この新しいタイプの競争構造を「事業連鎖」で読み解き、新たなビジネスのルールを確立するための手法を提示する。
この本の感想を一言で語ると、デコン(「デコンストラクション経営革命」 私がBCG在籍中は、結構よく使われていたコンセプト)をさらに一歩深めたという感じ。デコンがベースになっているからか、第三章くらいまでは、使い古されているものをまた使っているなぁ〜という感は否めませんが。
私が一番勉強になったのは、最後の章。リーダーとしてこの時代にどうあるべきなのか?は多くの人が語っていますが、そして、BCG卒業後、素晴らしいと呼ばれるリーダーの元で働いてきましたが、自分としてのリーダー像をどうやって作って行くのかは、誰もが悩む道ではないかと思います。
事業を成功させ続けるために、どのような心構えで仕事に取組めばいいのか。それを提言しているのではないかと思いました。
和成さん、レビュー遅くなり大変申し訳ありませんでした。
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