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Photo_2ジョニー・デップ主演の「パブリック・エネミーズ」試写会へ行くか、レニングラード国立歌劇オペラの「エフゲニー・オネーギン」を観に行くか!?
私にとってはものすごく悩ましい問題だったんですが、体調が悪いので、途中でも抜けられる「エフゲニー・オネーギン」にしました。生デップの誘惑は強かったんですが、どうしようもなくなったら、途中で抜けられる方が失礼ではないし...
レニングラード国立歌劇場オペラ〜ミハイロフスキー劇場〜「エフゲニー・オネーギン」@オーチャードホール。席がかなり空いていたのはとても残念。プーシキンの小説をチャイコフスキーがオペラ化したもので、情緒的な作品です。自分では歌いたいとは思わないけど...(ロシア語だから)。しかも、レニングラードといえば、この作品の舞台であるペテルスブルク(現在のサンクトペテルブルク)!ご当地作品ではありませんか!? 気分は勝手に盛り上がり、すれ違いしまくりの、でもあま〜いメロドラマなのに、チャイコのおかげで(!?)哀愁漂う情緒的な音楽で、そしてソプラノのアンナ・ネチャーエワ(タチヤーナ役)は、少し硬質だけれど、すごくいい声で、言葉はよく分からなかったけれど、うっとり。そして、なんといってもオネーギン役のアレクセイ・ラブロフは、新人だそうですが、新人だと思えないほど。舞台映えのするタイプで、しかも声がものすごく伸びて、かっこいい。淡々と指揮するフェラネッツの指揮は、物足りない人も居るかもしれないけれど、体調がイマイチな私には、ちょうどいい感じ。
舞台美術も、布(カーテン)をすごくうまく使っていて、シンプルで素敵でした。
が、とても残念なことに1幕後半から具合が悪くなってきて、1幕終了後、そのまま救急へ。やっぱり、無理せず寝ておけば良かったかなぁ... 2、3幕が見られなくってホントに残念。このコンビは、絶対に伸びるコンビだと思いました!! 次回も機会があれば絶対に見たいカップルです!

全3幕  日本語字幕付き(ロシア語上演) 
作曲:P.ピョートル・チャイコフスキー 原作:A.プーシキン
演出:S.ガウダシンスキー
最も文学的な美しい物語!
それは、叶わなかった初恋の想い出。あまりにもロシア的な豊かな詩情。
19世紀初頭のロシア。裕福な地方貴族として暮らす夢見がちな少女タチヤーナは、都会的で憂鬱な雰囲気を持つ青年オネーギンに恋をする。しかし彼は冷ややかに拒絶して、戯れに彼女の妹オリガを舞踏会に誘ってその婚約者である友人レンスキーと決闘になる。数年後、美しく成長し公爵夫人となったタチヤーナと再会したオネーギンの心は揺れ…。プーシキンの小説をオペラ化したチャイコフスキーの代表作。


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  1. オペラの夜

    チャイコフスキー「エフゲニー・オネーギン」

    <レニングラード国立歌劇場日本公演>
    2009年12月4日(金)18:30/兵庫県立芸術文化センター
    指揮/ピョートル・フェラネツ
    サンクトペテルブルク・ミハイロフスキー劇場管弦楽団
    サンクトペテルブルク・ミハイロフスキー劇場合唱団
    演出/スタニスラフ・ガウダシンスキー
    美術/セミョン・パストゥーフ
    照明/ミハイル・メクレル
    衣装/ニキータ・ドルグーシン
    タチヤーナ/アンナ・ネチャーエワ
    オネーギン/アレクセイ・ラブロフ
    レンスキー/ドミトリー・カルポフ
    オリガ/マリーナ・ピンチューク
    グレー…

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