オペラ「リナルド」(演奏会形式)
「東京オペラシティ+バッハ・コレギウム・ジャパン2007→2009 ヘンデル・プロジェクト」 オペラ「リナルド」を観ました。
ハイライトシーンやリナルドの中に出てくるいくつかのアリアは歌っているのですが、全編通してみるのは実ははじめて。日本で上演されることが決まってチケット発売日にはパソコンの前で必死にチケット予約に励み、無事、観に行くことができました。ほぼ満席(3階席の一部は空席でしたが)。
カウンターテナーの方々がこんなにずらっと揃って歌われると、ドキドキしてしまいます。難しい曲を、非常にキレイにまとめていました。また、カデンツァもちょうどよく、とても勉強になる舞台でした。欲を言うなれば、カウンターテナーの方々(特に、リナルド役のティム・ミードさん)もう少し激しさが欲しかったです。ソプラノのレイチェル・ニコルズさんは、激しさを非常にうまく表現されていて、圧倒されました。ここ最近、一部で「手抜きをしているのでは!?」という噂のあった森麻季さんですが、今日の演奏会では、感情が入った素晴らしい歌い方でした。
今度は演奏会形式ではなく、全部の舞台を観たいと思いました。
[出演]
指揮:鈴木雅明
リナルド:ティム・ミード(カウンターテナー)
アルミレーナ:森 麻季(ソプラノ)
アルミーダ:レイチェル・ニコルズ(ソプラノ)
アルガンテ:萩原 潤(バリトン)
ゴッフレード:クリストファー・ラウリー(カウンターテナー)
ユスタチオ:ダミアン・ギヨン(カウンターテナー)
マーゴ・クリスティアーノ:上杉清仁(カウンターテナー)
シレーナ1:松井亜希(ソプラノ)
シレーナ2:澤江衣里(ソプラノ)
アラルド:中嶋克彦(テノール)
管弦楽:バッハ・コレギウム・ジャパン
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。