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絵: かたぎりもとこ

絵: かたぎりもとこ

スライドのパターン集を持っておくことで、こういうときにはこういうスライドを書けばいいと勉強できるだけでなく、迷ったとき、困ったときにパターンの中から選べばいいので、迷っている時間が短くなります。

 

作り方は、パターン集なので、「集めること」。この集め方には2つの方法があります。

 

1番目は誰かの企画書・提案書から貰うこと。2番目は、提案書・企画書の書き方の本やプレゼンテーションの本などから、パターンを集めることです。

 

1番目の「人から貰う」方法ですが、先輩や同僚の作ったスライドでいいと思ったら、それを貰えないかお願いしてみましょう。機密事項などが理由で貰えない場合は、ラフにスケッチして残します。さらに、自分で作ったスライドでもこれはいいなと思うものはどんどんファイルしていきましょう。そして、ある程度たまってきたら、ジャンル分けをして、自分のパターン集を作ります。

 

また、ある雑誌を年間購読すると、マーケティングプランナーとして著名な人たちの企画書がダウンロードできるというサービスがあり、自腹で雑誌を年間購読し、著名人の企画書を集めました。このようなサービスはネットで検索してみるといろいろとあるようですので、こういうものもうまく活用してみるとよいでしょう。

 

2番目の「本などから集める」方法ですが、こちらは、『マッキンゼー流 図解の技術』などのプレゼンテーションの書き方の本から私はかなり集めました。

 

Word2003であった「図表」機能をより使いやすくバージョンアップさせた機能、「スマートアート」は使えます。100種類を超すパターンが入っていて、リスト、手順、循環、階層構造、集合関係、マトリックス、ピラミッドなどに分類されています。この中から自分でいいなと思ったり使えると思ったものをどんどんピックアップしてテンプレートとして用意しておくと、作業が効率化されるだけでなく、ビジュアル化できなくて困ったなというときに無理矢理ビジュアル化してくれるので、スライド書きがとても楽になりました。

 

また、先週書きましたが、女性誌は枠組みスライドのパターン集を作るうえで、非常に参考になります。雑誌を切り抜いたり、カラーコピーをとったりして、パターンを増やしていきました。

 

みなさんもぜひ、ご自分のパターン集を作ってみてください。

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