金属アレルギー対策: メイク関連用品について: ファンデーション、マスカラ、アイライン、リップ(2)
先日、金属アレルギー対策: メイクなどの美容関連について書いたのですが、そのアップデートです。
ファンケルはパッチテストで問題があったことをちらっと書きましたが、体調の悪い時は、全くダメだということが発覚。
色味などは、アクセーヌなどと比べると圧倒的にファンケルの方がいいので、調子がいいときには、使いたいなと思うのですが、先日ひどいアナフィラキシーショックを起こして、あと3時間病院に行くのが遅かったら死亡してた可能性もあると先生に脅されて(?)以来、やっぱり絶対安心なところのラインは死守しておこうと思いました。
病院の先生もおっしゃっていましたが、唯一安心して使えるブランドはアクセーヌだけのようです。
また、私の調べたところ、ヨーロッパでは、ニッケルアレルギー対策がきっちりと取られているので、ヨーロッパ製品で「ニッケルアレルギー対応」と明記されている商品を選ぶのがポイントのよう。
ちなみに、私のアナフィラキシーショックの原因は、ニッケルなどの金属ではなく(金属は遅延型のアレルギーです)食事だと思います。
先日、アクセーヌでは、ファンデーションは買わなかったのですが、今回は、ファンデーションも買いました。ミルキィファンデーション PVにしました。理由は、私はパウダリー派ではなく、リキッド派のため。
こちらも先日紹介したフェースカラーと同じく、色素をコーティングするPV技術で色素による化粧かぶれや肌への刺激を防ぐファンデーションになっています。ナチュラルな仕上がりのリキッドタイプで、クリームタイプよりも、お肌への負担は軽減されているそうです。アクセーヌの美容部員さん曰く、パウダリーの方が肌には刺激がすくなくておすすめのようですが、慣れているものでないとムラが気になります。
私は合わせてフィニッシングパウダー PVを使うことにしました。
最初はファンデーションだけ買っていったんですが、家に戻って、「あぁ~~。うちのルースパウダーに酸化鉄が入ってるぅ~」とNGな成分が発覚したため、お店に戻ることになってしまいました。
ルースパウダーは、私と同じく透明な色を選んでいる人も要注意です!! 酸化鉄がコーティングされていなければ、せっかく購入しても、体調の悪いときは使えません!
(金属アレルギーなら体調のいいときも勧められないものだと思いますが)
下地は、SPF50のスーパーサンシールドを使い始めました。
室内勤務ではなく、外出が多いから、SPFは高めのものを使いたいという気持ちから、SPF50を選んでいます。
これよりも前に使っていたのは、資生堂の2e(ドゥーエ)のノンケミカルの日焼け止め(SPF45)です。こちらはパッチテストで大丈夫だったものなので、使用していたのですが、白浮きがとても気になり、また周囲の人からも白浮きを指摘されたため、代替品を探していました。
やっぱりちょっぴり白っぽいというのが、周囲の人からの意見ですが、それでも前よりはずっと白っぽくないので、自然なお化粧が楽しめると思います。
マスカラは、ベースに、アクセーヌのジェントルマスカラPVをつけていますが、それだけでは、まーったくボリュームも長さも出ません。さらに、文句を言えば、カール力はほぼナシと思ってもいいと思います。私のまつ毛の長さは平均的な日本人よりも1㎜~2㎜ほど長いだけで、下向きのまつ毛なので、典型的な日本人のまつげといってもいいと思います。
そこで、考えたのが、マスカラのダブル使い。
先日別の記事「金属アレルギー対策: 調理器具やカトラリーについて」で書きましたが、ヨーロッパではニッケルアレルギー対応がかなり進んでおり、ニッケルアレルギーをこれ以上拡大させないためにいろいろな対策が取られています。
探してみると、La Rocheのリスペクティシモ デンスィファイイング ボリュームマスカラは、ニッケルアレルギー対応されていると、明記されています。
酸化チタンへのアレルギーがある人には使えない製品ですが、チタンアレルギーはなく、私のようにニッケルやスズだけにアレルギーが出ている人は使えそうです。
今は、アクセーヌのジェントルマスカラPVの上に、ボリュームを出すために、La Rocheのリスペクティシモ デンシィファイイング ボリュームマスカラを重ねて、目力ばっちりにしています。
アイラインも同じくアクセーヌとLa Rocheの2本使い。残念ながらファンケルがダメだったので(赤くなります)、アクセーヌとLa Rocheを使い分けています。アクセーヌの方が肌には優しい気がしますが(あくまでも気がするということで科学的根拠はありません)、落ちやすいのが難点。落ちやすいので、目の周りにしっかりとパウダーを塗っておかないと、午後一にチェックするとパンダになっています。そこで、基本的にはアクセーヌのアイラインを使うけれども、お直しができない日には、La Rocheのアイライナーを活用。これは、日本未発売で、現在、マスカラを買った人には特典で無料でついてきますので、ほしい人は今すぐゲット!!!
ちなみに、アクセーヌですが、某オンラインサイトで購入すると15%オフになります。いろいろと調べてみましたが、ここが一番値引き率が高いです。
先日アクセーヌの口紅の色が全然使えない!!と書きましたが、何度見直してもやっぱり使えない~~と思ったので、ファンケルに挑戦。しかし、ファンケルはまだ体調が戻っていないのか、NGでした。
そこで、ヨーロッパのBIO系コスメで探してみました! ニッケル、クロム、コバルトアレルギー対応のコスメがありました!!!
日本でも購入できるクルールキャラメルです。
さっそく、こちらのグロス、813番 ラズベリーベールをゲット。オーガニック植物エキス配合の100%天然素材でできたグロスです。ステンレスマグから染み出たニッケルのおかげでぼろぼろだった唇ですが、このグロスは全然痛くない!!
このクルールキャラメルでリップバームも出ているので、先日紹介したd programのリップベースと合わせてこちらも使い始めたところいい感じ。
口紅はひけないけど、スーツを着ないといけないときには、クルールキャラメルのリップペンシル(私が使っているのは117番)をひいて、そのうえにリップバームをするだけで、口紅をひいている感じになります。
この対処の仕方は、腫れあがっている下唇が治れば、口紅を使い始めるから、緊急避難的なやり方なんですが、これだけで、ずいぶんとメイクしている感が出ます。
今週は、某ブランドのファッションショーにもお呼ばれしていますし、なんだかんだと仕事できちんとした格好をしないといけないので、こうして金属アレルギー対応(主にニッケルアレルギー対応)のメイク用品が充実してくると、安心しておしゃれしてお出かけできます。
関連記事:
- ニッケルアレルギー対策用の炊飯器
- 金属アレルギー対策: 食事のメニュー
- 金属アレルギー対策: メイクなどの美容関連
- 金属アレルギー対策: 歯医者
- 金属アレルギー対策: 調理器具やカトラリーについて
- ニッケルアレルギー発覚!!