2014トムソン・ロイター「世界革新企業100」

トムソン・ロイターが「Top 100 グローバル・イノベーター 2014」を発表しました。

面白い点は、国別では、日本が昨年の28社から39社となり、米国を抜いてトップに躍り出た点です。

「日本が革新的!?」と思われる方もいると思いますが、「知的財産を適切に保護し、グローバルなビジネス展開で効果的に活用していることが要因になっている」(トムソン・ロイター)だからだそう。

【分析方法】

Top 100 グローバル・イノベーターは、4つの評価軸を基本としています。「特許数」、「成功率」、「特許ポートフォリオの世界的な広がり」(分析対象はいずれも過 去5年間)と、「引用における特許の影響力」(分析対象は過去5年間)です。これらの分析には、以下のトムソン・ロイターの各データベースを使用していま す。

世界最大の付加価値特許データベース 「Derwent World Patents Index®(DWPISM)」
特許調査・分析プラットフォーム 「Thomson Innovation®
主要特許発行機関の
特許引用情報をカバーする
「Derwent Patents Citation Index®」ほか

財務分析はトムソン・ロイターのAdvanced Analytics for Deal-Making Platformを使用しています。

(出典:トムソン・ロイタープレスリリース)

グローバルイノベーター企業のR&D投資が増加していること、スマホの特許戦争がイノベーションを加速していることも、このレポートでは触れられています。イノベーションの多い分野が、いまだに(若干減ってはいるものの)半導体であったことは、驚きました。もうイノベーションのピークに到達したのかな?と思っていても、こういうレポートをしっかりと読みこんでいくと、思い込みにすぎないことが分かります。

フルレポートはこちらからダウンロードできます。ダウンロードの際は、個人情報が求められます。

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


おすすめ記事

ページ上部へ戻る