レット・バトラー(新編・風と共に去りぬ)

Photo_2Photo_3新編・風と共に去りぬレット・バトラー(原題:Rhett Butler’s People)」(1、2巻)を読みました。

説明(ゴマブックスより)
「風と共に去りぬ」21世紀の新作!
波瀾に満ちた少年時代、南北戦争、そしてスカーレットとの出会い……香り高き歴史大河ロマン!
チャールストンの大農場主の長男・レット。奴隷を酷使する父に反抗し、士官学校は放校、決闘騒ぎを起こして実家から勘当される。南部を旅立ち、商人として各地を放浪するレットは、持ち前の商才を発揮しはじめる。ひとかどの男となり、南部に立ち寄ったレットは、バーベキューパーティで、スカーレットという美しい少女と衝撃的な出会いをするが……。

幼い頃より、マーガレット・ミッチェルの「風と共に去りぬ」の愛読者だった私にとって、駄作かもしれないという不安はあったけれど、やはり手に取ってしまう。そして、6巻中の2巻を読んだだけだけれども、「う〜ん...なんか違う!!」
原作よりもレットにスポットがあたっているので、彼の心理描写が濃いのは当たり前なのですが、他の登場人物が全く魅力的に描かれていない! しかも、登場人物が多すぎて、誰が誰だか分からない。そう、分からないほどに、書き分けられていないのです。
スカーレットとの出逢いのシーンも、もっと、レットにとって強烈なものとして描いてほしかったなぁ〜、チャールストンでの再会のシーン及びその後に続くシーンも、もっともっと深く描いてほしかったなー、なんか下手なロマンス物を読んでる気分。
..と思いながら、読み進んだのでした。3巻以降今後発売のようですが、どうしようかなぁ...買うに値しない作品。図書館に入るのを待つか、出版社に遊びに行って読ませてもらうか。2つに1つだな。と思う程度の作品でした。


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