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Photo_3夫婦で来日中だったので、ニュースをご覧になった方も多いのではないでしょうか。U社今年一押し(らしい)の「チェンジリング」を観てきました。
#U社一押しってホントかな? マンマ・ミーアも押してたけどなぁ... 興行成績的には、マンマ・ミーアの方が行くんじゃないかな?

ストーリー:1928年、シングルマザーのクリスティン(アンジェリーナ・ジョリー)は、ロサンゼルス郊外で9歳の息子ウォルター(ガトリン・グリフィス)と暮らしていた。ある土曜日、彼女は同僚に泣きつかれて断り切れずに休日を返上して仕事へと向かう。暗くなって彼女が帰宅すると、家で一人で留守番をしているはずの息子の姿はどこにもなかった。(シネマトゥデイ)

クリントイーストウッドの作品の中で一番いいんではないか!?と、思うほど、いい映画。しかし、主人公のアンジェリーナ・ジョリーの演技が抜きん出ていて(熱演というほど熱が入っています)、他の人はかすんでいるのが残念。
私が4歳の頃、迷子になってしまったのですが、私が居なくなったことを知った母が半狂乱で近所を探しまわっていたことがありました。私は迷子になってしまって、自分の場所も分からないし、家も分からないので、泣きながら河原を歩いていたら、自転車で通りかかったお兄さんに自転車に乗せてもらって近くのおそばやさんに連れて行かれて、そこで警察に保護されたのですが、そこからが問題。
警察:「名前は?」
私:「ゆーちゃん」
警察:「名字は?」
私:「?」
警察:「いくつかな?」
私:「4つー」
警察:「お父さんの名前は?」
私:「パパ」
警察:「お母さんの名前は?」
私:「ママ」
警察:「どこに住んでるの?」
私:「青い屋根のおうち」
警察:「...」
こんなやり取りをした後(やり取りはかなり鮮明に覚えているのと、後に親から何度もこの話を聞かされたので記憶に焼き付いています)、困った警察が、迷子の届けが無いか調べたのですが、見つからない。だって、県をまたがって迷子になってたのですから、見つかるわけないですよね〜〜
まぁ、時間が経てばなんとか見つかるものなのですが、親とあったときの、母の形相が今でも脳裏に焼き付いています。
鬼。
ホントに怖かった。心配で狂いそうになっていたらしいのですが、めちゃくちゃ怖い顔でした。
話が長くなりましたが、この映画でアンジェリーナ・ジョリーの顔を観ていたら、母のあの鬼のような顔を思い出したので、さらに怖くなりました。
私は無事だったので、良かったのですが(翌日から、両親の名前、電話番号、住所をすらすらと言えるまで外に出してもらえなかった)、この映画を観ていると、無事でないかもしれない...という恐怖を覚えます。
アカデミー賞ノミネート作品。見応えあります。
余談ですが、ベンジャミン・バトンもアカデミー賞ノミネートされています。夫婦でアカデミー賞受賞っていいですね〜〜。期待しています。
2月20日公開です。


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